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CANTA夏TOUR '04 ”向こうで会いましょう”
2004.8.14(SAT) at 新宿LOFT

今回のライブ参戦なのですが、いろいろありまして宿泊予定地に着いたのが開場時間直前であり、
戦闘モードに切り替え(笑)そこから徒歩圏内ではあったものの
会場に到着したのは当然ながら開場時間をとっくに過ぎてました。
整理番号は「A38番」って書いてあったんですが、本日その番号まっっったく役に立っておりません(号泣)。
一応入場整列を行ってるお兄さんにチケットの整番見せて
「あの〜、もう入っていいんでしょうか」と聞いてから(小心者)おずおずと会場へ。


本日の舞台新宿LOFTは歌舞伎町のど真ん中にございますとあるビルの地下2F。
その徒歩圏内の宿泊地ということは当然ホテルも歌舞伎町…ってそれはおいといて(苦笑)、
勝手にむちゃくちゃ狭いんだろうと思っておりましたところ、
客席は想像より広くてむしろ開放感がありました。
ステージは既に前の方までお客さんでいっぱいだったので奥行きがあるのかどうかは確認できませんでした。
そんなわけで機材のチェックもほとんどできませんでした。
MASAKIさんのベースアンプのヘッドのロゴすら乱視で読めなくて(また度が進んだなァ…)
せいぜい「LUKEさんは爆音ギターだから多分アンプはマーシャルだろう」ってことぐらいしか想像できませんでした。
ドラムセットもタムが1個しか見えなかったくらいです(って一応チェックしてるやんけ)


さて時刻は18:50少し前でしょうか、客電が落ちた瞬間一斉に拍手と大歓声が起こります。
いよいよお待ちかねの時間です。
やがてステージにCANTAの皆さんが登場です。
MASAKIさん、雷電湯澤さん、LUKE篁さんの順だったと記憶しております。
MASAKIさんは白のノースリーブのブラウスに、ストライプのネクタイでしょうか。
雷電さんは黒のハーフパンツにのっけから上半身裸でございます。
LUKEさんは長袖の赤いピタTシャツを着ております。
メンバーの登場により早くも会場のテンションは一気に高まります。

ではでは注目の1曲目は「Tonight3」です。
ステージの幕開けにふさわしい、駆け出していけるようなとても元気な曲です。
サビでは「OH YEAH」と客席との掛け合いもあり、
曲を全然知らなかったワタクシでも早速一緒になって掛け合いに参加させていただきました。
「向こうで会いましょう」という今回のツアータイトルでもあるフレーズも聞けましたね。

続いてはこれまた楽しみながら聞けるリズムの曲です「悲しき絆創膏」。
おおっ、LUKEさんとMASAKIさんがヘドバンしてるじゃないですかっっ!
この2曲はどちらも4月12日に限定発売されたマキシシングルに収録されている曲で、
音源持ってないワタクシはこの日初めて聞いたのですが、とてもアップテンポで楽しくてノリやすい曲です。

ところで明るめのライトがLUKEさんを照らして初めて気づいたんですが、
よく見るとLUKEさんのTシャツ、赤の無地かと思ったら何と赤い薔薇模様でした!!
ド派手やな〜(^^;)。
あと「悲しき絆創膏」の間奏では、
LUKEさんは下手側(ステージ向かって左)で客席に背を向け、
ギターを首の後ろの持ってきて(ギターは我々の方に向けてます)速弾きしておりました。
うひゃ〜器用やな〜すげぇな〜魅せてくれるな〜かっこいいな〜。
そしてそして、皆で手拍子しましょう「108(イチマルハチ)」です。
間奏部分ではLUKEさん、何度も客席をあおります。
もちろん「♪煩悩 108つ(ひゃくやっつ)〜」では会場全体で大合唱です。
これがねぇまた聞いてて迫力なんですってば。ああすんげぇ一体化してるな〜って。

曲が終わりLUKEさんが「Hey!CANTAでーす!」と叫び、会場も大歓声で応えます。
「日本一暑い夏はここになりそうだ」
とうれしいお言葉が。
その後LUKEさん、何度も「暑い」を繰り返しておりましたが、
この日は本当に死ぬかと思うくらい暑くて熱かったです。
私は客席の後ろから3〜4番目くらいで見ていたのですがそこで既に暑かったのですから、
ライト照りっぱなしのステージの上とか客席前方なんてもっとすごかったに違いありません。
ちなみにLUKEさん、
右手の拳を前方に突き上げたままMCしておりまして、
「……何でオレこーやって話してんだ」
とご自分で突っ込んでました(爆笑)。


「全国をツアー回ってきて本日最終日ということで(会場大歓声)、
オレ達がどんだけダメになって帰ってきたかと言うことを…(苦笑)。
いや、もう今日はさらけ出し系でいくから、お前らもさらけ出し系で!
少なくとも今ここにいる間だけは、ウソはナシで!
この会場を出たら、ウソついてもいいから(爆笑)。多分オレもそうだと思うから(大爆笑)。
歌詞間違えましたよね?って言われても『いやいやそんなことないよ?』ってね(爆笑)。
もし今日のライブがDVDとかになったとしても、
その(歌詞間違った)部分が直ってたりしてね(大爆笑)」
わかりました、では本日ウソはナシで本気で暴れさせていただきましょう♪
ちなみにLUKEさん何故か「DVD」を「でーぶいでー(←ニュアンス伝えるべくひらがな表記にしてみた)とおっしゃってました…。
客席から「ディーブイディー!」って訂正入ってだけどあくまでLUKEさんは「でーぶいでー」と終始言ってましたねぇ(笑)。
そうそう、この日のチケットSOLD OUTでございました!
思えば入場するとき当日券の値段のところに打ち消し線引っ張ってあって「SOLD OUT」って書いてありました。
どうりで後ろの方までぎゅーぎゅーですぜ。かなりの人口密度です。

「これから3曲ほど、『うったえ系』の曲をやります」
とLUKEさん。ここでLUKEさんは、両手を客席に差し出して「うったえ系で」と言うと、
客席では両手を差し出してから手前に曲げて「受け止め系で!」と、
いわゆるコール&レスポンスというヤツですね?あ〜この説明で伝わるかな。
それでは「うったえ系」1曲目は…「『DRY&HEAVY BLUES』どうぞー!
…ど、「どうぞー!」ってそんな芳村○理みたいな始め方がありますかLUKEさんっ???(←ってそんなツッコミがあるか自分)
この曲のイントロむっちゃかっこええのに(爆笑)。
この曲ではでよく見るLUKEさんのギターの、
ネックの2フレット目にカポタストがついておりました(何故かカポに目ざといレポ書きkaede)
遠くてよくは見えないけど多分フェルト製のタイプで色は青に見えました(見てるやんけ)
ちなみに私がどれだけカポに突っ込んでるかはface to aceレポをご覧ください(閑話休題)。
ってかかなり後ろからそう見えたので、もしも見間違いだったらゴメンナサイ。

続きまして、えーとあれはマシンガンかな。
銃撃のような音(確か人が撃たれる悲鳴とか、マガジン=弾倉入れ替える音もしてたような←細かすぎ)がしばらく響いた後、
雷電さんのカウントで始まった曲は「Beautiful」。
この曲の出だしの「ちゃんと話せば戦争の首謀者でも分かり合えるのだろうか」というフレーズにかかっていたのかも知れませんね。
サビでは客席との歌声のハモリがいつになく美しく響いておりました。
そしてこれぞまさにうったえ系です「Everyday」へ。
アルバム聞いていてもすごく綺麗なメロディーと印象的な詞が心に残っていたのですが、
今回ライブで聞いて改めてすごく心に響くものがございました。

「Thank you!」とLUKEさん。そこから突如「蝉しぐれ」の話へ(笑)。

「蝉ってあんな夜遅くまで鳴くものなのかな?
今が昔に比べて夜遅くまで明かりがついていたり、気温が上がってたりしてるからそうなのかな?
それとも昔はオレも夜遅くまで起きてなかったから(夜に鳴いているのを)知らなかったのかもね?
…そんな中、たまたま同じ場所で蝉の羽化を5匹くらい(うろ覚え)見たんだよ。
お〜すげぇと思って。中にはちょうど、
こう…(とLUKEさん、身体を少し傾けるポーズを取り会場大爆笑。蝉が羽化しかかってるのを表現してるようです)
お〜脱いでる〜!(=脱皮ですか)ってね(爆笑)。」

まさに夏ならではの話題ですね♪
またMASAKIさんは
(蝉に限らず生き物は)生きてるうちなら触れるけど、死んじゃうと触れない」
という話を。それを踏まえて(笑)こんな話が。
「…これ言ったら多分皆引いちゃうかも知れないけど言います(客席から「がんばって〜!」の声)
僕の部屋のベランダに鳩が飛んできました。
そいつはしばらくバタバタとやってたんですが、やがて何かグッタリしてきて。
あ、このままだとヤバイぞ?と。
このままお亡くなりになられても(会場爆笑)触れないので、
とっさに軍手をはめて鳩をつかんで、隣のベランダに投げ込みました!」
という「懺悔話」を聞かせてくれました。
もちろん会場からはブーイング(笑)。
死にかけた(?)鳩を投げたことがブーイングなのか
隣の家に投げたことがブーイングなのか(爆笑)。
まぁそんなことはそうそう滅多にはしないそうですが…
鳩を隣のベランダに投げ込むのはやめましょうね(^^;)。

またLUKEさんが
「雷電は何か(MC)ない?」
と振ってくれましたので雷電さんが前に出てきてくれました。
「何でしたっけ、懺悔話でしたっけ?」
と言う雷電さんに、
「いや別にそれに限らなくてもいいんだけどね(笑)」
とLUKEさん。何でも
「CANTAのツアー初日に梅雨が明け、ツアー最終日の今日まで連続真夏日」
だそうで。雷電さんは
「ツアー初日にすごくいい天気で、『あれ、今日はもしかしたら…』と思ったら
おふくろが『梅雨が明けたらしいわよ』と言っていて、
おぉ〜ツアー初日に梅雨明けだよ〜と一人でテンション上がってたんだけど、
着替えようと思って寝まき脱いでふと見たらパンツが後ろ前だったんだよ(大爆笑)。
もう一気にテンション下がったね〜」
と。そこからテンション上げるのが大変だったのだそうです(笑)。

さてさてそれでは曲に参りましょう。
「ではもう1曲受け止め系で…」
とLUKEさん。あれ?と思っていたらブーイングが。
そう、「受け止め系」は我々で、LUKEさんが言うのは「うったえ系で」でしたね(って私自身一瞬それに全然気づかなかった…←バカ)
改めまして「うったえ系で」「受け止め系で」再び。
照れながらLUKEさんは
「…ありがとう、こんなバカに付き合ってくれて(苦笑)。皆愛してます(おお〜!と大歓声)」
と。曲はマキシシングルから「Crying Days」へ。
こちらはとてもしっとりとした優しいバラードです。うん、紛れもないうったえ系であります。

「そんなこんなでもう後半戦よ?←若干おネェ言葉入ってた(爆笑)
というLUKEさんに、会場からは「ええ〜〜〜!?」の声。
「ご不満の声が上がっているようですが…
それはまだ皆が『うっひょー!!(ちなみに「ひょー」のところで声裏返ってマス)ってなってないってことなのか?(会場大爆笑)
…これは大問題だな(真顔)。オレ達の責任だな?」
というLUKEさんに、MASAKIさんが
「じゃぁもっと盛り上げましょう!」
と言って会場は大歓声が上がります。
「…大丈夫?もしかして疲れてる?(いやいやそんなことないよ〜と客席のリアクション←爆笑)
まだいけるか?(歓声)まだいけるよな?(大歓声)まだいけるよなー!?(さらに大歓声)
いくぜー、
うっひょー!!(皆で「うっひょー!」)」
…冷静に書くとすんげぇ光景であります(笑死)。ってメモする私も私ですが(結構大変だったのよ〜)
あとうっひょーの「ひょー」で皆両手上げるんですよ。
それと確か
「AC/DCを見ろ!皆かっこ悪いのにあんなにかっこいいじゃないか!
フレディ・マーキュリーを見ろ!あんな顔なのに何で化粧してたんだ!!(会場爆笑)
全ては『うっひょー!』のためだー!!(大歓声)」
ともおっしゃってましたLUKEさん。
AC/DCもフレディ・マーキュリーもよく知らないワタクシですが何とな〜く分かった気がしましたです(って何がだ)。

皆で「うっひょー!」となったところで曲は「Good Morning, Wild Times!」。
この曲ではLUKEさんの「曲の最後でCANTAタオル投げるぞ!」に会場は大歓声。
もちろん私は取れませんでした。うぅ(涙)。
LUKEさんの「C'mom!」を合図に全員で「Get It UP!Get Wild!」と叫びます。
そして「The World is Mine」へ。こちらもサビでは客席からも大合唱が響きます。
う〜む見事な「うっひょー!」パワーだ(意味不明)。
拳上げっぱなしでだんだん肩が痛くなってきたワタクシ、ときどき右手と左手変えてました(苦笑)。
続いては「Romantic Warrior」、またしても肩が痛くなってきて、ときどき…以下略(オイ)。
そして「It's Gonna Be Alright」へと勢いを増していきます。
ここでも肩が…あ、もういいですか?

そして「日本と私」では掛け合いの「J.A.P.A.N AND I」は
それぞれのアルファベットを身体で文字作りながらの参戦であります(この間ずっと雷電さんがバスドラ踏んでます)
…あ〜これも説明は難しいな。
「J」は右手を低く左手を高く、
「A」は両手を頭上に挙げ指先を合わせ、
Pは丸いところを両手で表現して左に倒し、
「N」は右手を下に左手を上に、
ANDはナシで「I」は頭上にまっすぐ挙げた手を少し開き、
「お尻の穴をきゅっと締める」のだそうで…す…が……その後
「…AND I」のところでLUKEさんとMASAKIさんが
「今お前らのア○ルは締まってるのかー!」
と交互に叫びまくってました。註:こんな台詞を拡大文字にするのも大変気が引けました…(^^;)
しかも、まず女性の皆さんには
「…AND I!今お前らのア○ルは締まってるのかー!」
と聞いたら
「キュッとしてますー!」
と言わせて(ちゃんと言ったさ←爆笑)、男性の皆さんには
「せ、せんぱ〜い!」
と…あああこんな公の場で書いていいのかこんなこと。
MASAKIさんも女性陣に言わせてましたが、
何と言わせたのか聞きそびれてしまいました(スミマセン)。
男性陣には雷電さんが前に出てきて(その間バスドラはLUKEさんが踏んでました)「せ、せんぱ〜い!」と言わせた後皆で
「J.A.P.A.N AND アイ〜ン!(もちろんアイ〜ンのポーズで)
と言わせておりました。
個人的に、噂には聞いていた(?)ライ様の「アイ〜ン」がこの目で拝見できたことがとてもうれしゅうございました♪
曲に戻り皆で「J.A.P.A.N AND I!」と掛け合いをばっちり決めたところでいよいよ「最後の曲だー!」とLUKEさん。
「こんな世の中だけど、生まれちまったもんはしょうがねぇー!」
と始まりますはそうです「Happy Birthday To You!」。もちろんサビでは全員大合唱です。
LUKEさんとMASAKIさんが交互に歌うのも迫力もんです。
拳もガンガン上げましたよ。もうこの際肩外れてもいいって思いました(爆笑)。
またエンディングでのMASAKIさんのベースはタッピングの嵐ですごいの何のって。

「どうもありがとうー!」
とメンバーの皆さんがステージを去りますが、どこからともなく手拍子と「アンコール」の声が沸き起こります。
やがてMASAKIさん登場!大歓声が上がりました。
それでは怒涛のベースソロです。
MASAKIさんのプレイを聞きますと、ベースという楽器が単なる低音とリズムを奏でるだけではないと言うことを実感できます。
ギターに比べてはるかに太い弦を、指でしなやかにかつメロディアスに奏でるその音には、
それまでに聞いたことのないとても圧倒されるものがあります。
例えが分かりにくいかもしれませんが、MASAKIさんがベースの高音部を指を使った速弾きで奏でる音色は、
うーんとですね、何となくハープに近いんです。
どっちも弦楽器なのは弦楽器なんですけど、個人的にそう感じました。
余談ですがたまたま日曜の朝にある某音楽番組でハープ演奏を見たから余計にそう思うのかも(閑話休題)。

続きましては雷電さんも登場しまして、MASAKIさん曰く「いつもより長めに」やってくれますリズムセッションです。
曲名こそ分かりませんがどっかで聞いたフレーズが時折聞こえました。
それこそ通常ならギターソロとかにありそうな速いメロディーをMASAKIさんはベースでさらりと弾きこなし、
雷電さんのドラムがそれをパワフルに支えます。
言葉だけで表現するのはとても難しいんですが、とにかくかっこいいんだってば。
このリズセクは聞かないと損です!
だからホント、CANTAのライブにゼヒゼヒ足を運んでみてください。
ドラムやベースに少しでも興味がおありなら、このリズムセッションは絶対にオススメです!
さあ、そんなド迫力なリズムの風の中、
…アレ?何だか小学生の頃毎朝聞いたような耳に覚えのあるフレーズが。
そしたらMASAKIさんが、
「ラジオ体操第2−!」
と叫びました。何ィラジオ体操それも第2ですかいっっ!
思わずその場で体操するべきかどうか本気で悩みましたよ(イヤしなくていいから)。
CANTAリズセクコンビ(勝手に命名)でなきゃこんな迫力でかっこいい第2は聞けませんぜ皆さん!
イヤもう冗談ヌキでかっこいいんだってば。
また、これまた曲名わかんないんだけど絶対どっかで聞いたことある、
ベースでそれをやるか?ってくらいポピュラーなフレーズをあちらこちらでMASAKIさんは聞かせてくれました。
だからワタクシ、MASAKIさん好きなんですよ〜。もう大尊敬してますから、ええ。

セッションが終わり、すごく感動したところへMASAKIさん、
「ベリマッチョ!ベリマッチョ!」
と(笑)。も〜MASAKIさんったら何てお茶目なんだぁぁぁ。
そしてLUKEさんも登場し、
「ベリマッチョ!ベリマッチョ!」
再び(爆笑)。何で彼らはこれほどまでにかっこいい音楽聞かせてくれるのにMCが面白すぎるんだぁぁ。
いや、そのギャップも楽しみの一つなんですよ。

アンコール1曲目は、LUKEさんがCANTAをやることになったきっかけといいますか、
CANTAで初めて作った曲である「Irritarion」です。
確かLUKEさんがおっしゃってたのは
「オレ曲を作るときはまずメロディから考えるんだけど、
『お、いい曲できたな〜』と思って詞をつけて、
『いい詞ができたな〜』と思ってオレ歌ってみて、
『このままバンドやってみようかな?』と思ってCANTAを始めました」
のだそうです。この曲から全てが始まったんですね。
私自身この曲の出だしでもある「涙 零れたら そのまま溺れてしまえ」というフレーズは、
何と言うか頭の後ろをガーンと打ちのめされたくらいショックだったんです。
涙零れたら、普通ならとっとと拭くもんを、そのまま溺れてしまえっつってるのが、
LUKEさんらしい表現なんだなって思いました。
…話それてしまいましたね。失礼いたしました。
改めてやっぱりいい曲だと感動しました。

…と一人勝手に感動の泉に浸っていたら、
おおっ?こ、このギターフレーズは!?会場はもう少女の悲鳴にも似た(←コラ待て)大歓声が起こりました。
何とワタクシ個人的にどうしてもライブで聞きたくて聞きたくて仕方がなかった
「REMEMBER FLAME」ではありませんかっ!!
この曲は聖飢魔U時代にLUKE参謀の出されたソロ作品「篁」のトップを飾っているナンバーであり、
その後発布された「個悪魔活動大選抜」にも収録され(某カラオケにも入ってます♪)、
さらにはアルバム「Everything's Gonna Be Alright」のラストにも
CANTAバージョンとして収められているとっても大好きな曲なのですが、
ついにライブで聞けたんじゃぁぁ!と私は一人バカみたいにはしゃいでしまいました。
この曲は歴史があるのもあってかサビの部分に限らず曲全体で客席からの大合唱がさらに迫力ありました。
この曲ひとつ取っても「あ〜今日頑張って来てよかった」と心から思いました。

メンバーの皆さんが退場しますが再び手拍子と「アンコール」の声。
まだまだ聞きたい曲があります。
そして大歓声に包まれ皆さん再登場です。

「2回目のアンコールありがとう」
とLUKEさん。右手(だったかな)に1枚の紙を持っております。
この秋に決定いたしました「秋CANTA '04 THE 収穫祭〜夏の懺悔+お楽しみ会〜」のお知らせが。
このお知らせのチラシは終演後に配られました。
さすがにワタクシこれは行けませんけど、止まることなく走り続けるCANTAであります。
またMASAKIさんの
「(ファンの)皆さんの選ぶ選曲ライブもやってみたいですね」
との言葉に、会場は大歓声です。またMASAKIさん、
「ホームページとかで統計とって、ベスト…100?(会場爆笑←註:まだそんなに曲出てません)」
とも言ってました(笑)。

LUKEさんが、CANTAを始めてここまで来れた経緯と言いますか、
そういったことについて話してくれました。
LUKEさんは売れるためにメディア=テレビとかに擦り寄ったりするのは
何か違うんじゃないかと思っていたのだそうです。
バンドをやる以上曲を聞かせる手段と言うのはやはりライブが全てだって言うのもありますよね。
自分のやりたいように曲を書いてライブで聞いてもらってお客さんが来て…というのが理想で、
だけどそれは結構大変なことなんですよね。
この日チケットがSOLD OUTになるまでは、やはりそれまでの一筋縄ではいかない道のりがあったわけで、
お客さんの数が減ったこともあったし「歌やめようかと思った」こともあったとか。
だけどそれは自分がやりたいことができなかっただけで、自分を信じてやってきたことが少しずつ形になり、
お客さんの数だったり声援だったりに反映してきて、ようやくここまでこれた、という内容だったと思います。

曲は「ニケ」「ア ソング フォー ジ アダルト」へ。
「ア ソング〜」ではLUKEさん、出だしの歌詞を間違ってしまったみたいで、「ごめん!」と謝っておりました。
また「照れちゃって ごめんなさい」というフレーズではLUKEさん、
「ごめんなさい」のところでそれこそ直角に深々と頭下げておりました。
律儀です。そんなLUKEさんが好きだ〜(何じゃそりゃ)。

私自身たまたまでもありますがCANTAのライブははあまり前の方で参戦したことがありません。
しかし今回も例にもれず、後ろでも十分すぎるほどの熱気が伝わってくるような、とにかく熱いライブでございました。
また、この日LUKEさんは「暑い」という言葉以上に
「今日は本当にありがとう」と何度も何度も繰り返していたのが印象的でした。



また今回このレポを書くにあたり、
私が持っていない限定発売のマキシ(ライブ翌日探しに行ったけどのちに既にSOLD OUTとわかり号泣)の曲目に関しましては、
JUKE 日津樹さんのサイト「邪悉茗亭」のCANTAページを参考にさせていただきました。
日津樹さん、本当に助かりました!ありがとうございましたm(_ _)m。


SET LIST


SE

Tonight3
悲しき絆創膏
108

DRY & HEAVY BLUES
Beautiful
Everyday

Crying Days

Good Morning, Wild Times!
The World Is Mine?
Romantic Warrior
It's Gonna Be Alright
日本と私

Happy Birthday To You!


-en.-

Bass Solo
Rhythm Session

Irritation
REMEMBER FLAME


-en.2-

ニケ
ア ソング フォー ジ アダルト



ここまで読んでいただきありがとうございますm(_ _)m。
冒頭にも少し書いてますが、このライブに参戦するにあたり
結構大変な思いをしたので調子こいてレポ風にまとめてみました。
単なるどたばたレポなので読みたい方だけどうぞ。

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