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CANTA春ツアー'05
『”のんほも” 飲みほしちゃうぞっ!!With 五月病』
2005.4.23(SAT) at OSAKA MUSE

行って参りましたCANTAライブ。
実は大阪でCANTAを見るのは初めてだったりするんですねぇ。
ほんの3ヶ月前に大阪バナナホールにて行われました、
魔人倶楽部会員限定イベント「エル・集ひ・de・デモルク」ではLUKEさんを大阪で初めて拝見したのですが、
先行予約で既にCANTAライブへの参戦を決定しておりましたので、
3ヵ月後に再びLUKEさんを拝めるわけでして。
んで、例によってぎりぎりまでNew Album「NON-HOMOGENIZED」を予習できなくて、
半ば恒例になりつつある聞き流し方式でばたばた曲を頭に入れていったという、
気合いがあるのかないのか疑われそうな状態でした。
今までそれで何とかなったんだから
今回も何とかなるだろうという気持ちだったこともこの際ぶっちゃけてしまいましょう(おい)。


さてさてそんなワタクシですがOSAKA MUSEへ来たのも初めてで、
一応ホームページで検索かまして住所だけは確認してたんですが、
肝心の地図持ってくの忘れましてですね(苦笑)、それでもその住所だけでたどり着いたという。
もっともface to aceでおなじみ大阪BIG CATのあるBIG STEPに面する通りを、
御堂筋またいでまっすぐ行ったところだってことはわかってたので迷わない自信はあったのですヨ(閑話休題)。
4月下旬とはいえ結構気温が高くて、
帰る頃の予想気温が低かったために下にもう1枚余計に着てたのもあり暑くて暑くてたまらなかったんです。
そして私は今回一番後ろでメモ帳片手(お約束)での参戦だったわけですが、
時間とともに結構後ろの方までお客さんで埋め尽くされていきました。
何かまだ始まってもないのに暑いんです。
気温のせいか熱気のせいか、加えて空調のせいか…
いずれにせよCANTAのライブに来たからには暑いのは必須ですからね。


では、時刻は18:00ちょっと過ぎた頃でしょうか、
ワタクシ勝手に思うところのテクノっぽいイメージのSEが流れまして、
お待ちかねCANTAの皆さんの登場です。
順番はLUKEさん、MASAKIさん、雷電さんでした。
服装は一応メモってたんですが字が汚すぎて解読不能(コラコラコラー!)
無理やり解読を試みた限り、確かLUKEさんは縞模様のTシャツ着ていて、
雷電さんは上半身裸で、
MASAKIさんは紫のTシャツ…と思います。
暗闇の中で、しかもステージのライトがあまり届かない最後列で書いたもんだから、
ホントに我ながら古代文字になってしまいました(そうまでして書く私も私ですが)
それでは1曲目は「Fly!」です。


「大阪ー!会いたかったぜー!」とLUKEさんが叫んだ後、
「イチマルハチ!」と手拍子で始まりますはそうです「108」。
メモ帳ポケットに突っ込んで思いっきり手拍子させていただきました。
あ〜これ聞くとCANTAのライブに来たー!って思えるんだよなぁ♪
ところでふと見ると、MASAKIさんご使用のベースはフレットまで真っ赤っかです。
ピックアップがどうとかアンプは何使ってるとかその辺は遠くて見えません(逃亡)。
一方LUKEさんのギターは、ボディの色は黒のラメっぽく見えるんですけど…
あああ人の頭でよく見えませ〜ん(涙)。
エンディングのところでLUKEさん、
頭の後ろにギター持ってきてた記憶だけはうっすらぼんやりと…(読み返した殴り書きメモもうっすらぼんやりと←オイ)


LUKEさんの「どうもありがとう!」に沸き起こる歓声。
「のっけからすごいじゃん?…あ、関西の人が一番嫌いそうな言い方しちゃったね(苦笑)
ご無沙汰しておりますCANTAでございます!」
とLUKEさん。
ここで確かMASAKIさん、黄色のベースに持ち替えてたと思います。
ネックの後ろに「雅貴部屋」って書かれております(笑)。

そういえばラジオの話題が。
中島みゆきさんのオールナイトニッポンの後に
デーモン小暮閣下だったという話から(そうだったんだ〜←当時は信者じゃなかったもんで)
それが終わって何年も経ってるのにどこへ行っても「ラジオ聞いていたんですよ」と言われるそうです。
そのデモルクを聞いてラジオ業界に入ったという方もいらっしゃるそうで、

「何かそう言われるとすごく責任を感じるんだけど…責任は取れません!(会場爆笑)
人生変えたかも知れないけどそれは僕のせいじゃないんで(キッパリ)」

と。また

「みんなの中にないものは出せないから」

とも。ラジオ業界に入るきっかけがデモルクだったとしても、
その人の中にあるものが引き出されてその業界に入ったのだから、ということでしょうね。
いや〜下手すると本人が気がつかなかったものを引き出すきっかけをくれるってのもすごいことですよ。

またアルバム「NON-HOMOGENIZED」についてLUKEさん、
「…持ってる?」
と小声で聞いてます。
挙がった手の本数を見て結構買ってる方が多いのを見て安心したご様子。

「持ってない人は買って帰るように!
(小声で)わかってんだろうな?(LUKEさん、目が据わってます…)この業界長いんだぞ。
(買わなかったら)いつでも潰してやるからな!

ひええLUKEさん怖いです〜〜。ちなみにここで

「何で潰さなきゃいけないんだよ!(笑)」

とMASAKIさんのツッコミもございました。


続きましては「リフを弾きながら歌うのが難しい」曲だそうです「破綻ライダー」、
そのまま「Survival&Revival」へ。


曲が終わり、お客さんから「ライデーン」の声に雷電さん「うあーい」とドスの利いたお返事(会場爆笑)。
「2曲続けて聞いていただきました」
とLUKEさん。先ほどの「Survival&Revival」について、
「最近のバンドではなかなかない」
とコメントしておりました。それもLUKEさん曰く

「ンバラズダン、ンバラズダン(←註:曲入る前のリズムを思い出してくだされ)

…確かにありそうであまりない感じのリズムですよね。
こういった曲を書いて、レコード出してライブをやって、
少しずつ後ろの方まで(お客さんの)列が伸びていくのを見て
、「ほんっとオレたちのおかげ(会場大爆笑)」
とも。いいライブができてるということを、伸びていく列を見ながら実感していく、という話もあったっけな。


また「昨日たこ焼きパブで逆ナンされました」とMASAKIさん。
「何の仕事をされてるんですか?」と聞かれて「自由業です」と答えたそうで。
一方職業聞かれて何を答えるかの話題でLUKEさん、

「漁師です」

とか

「海産物の訪問販売」

とか言ってた気がするんですが、度肝抜いてたのは

「ゾウ使い」

でした。

「素性バレちゃうと何かとめんどうだったからさ前のバンドが」

というLUKEさんに対し

「だからってゾウ使いはおかしいでしょう」

とMASAKIさんのツッコミ再び(会場爆笑)。

あと確かどんな音楽聞くのかって話で
「あ、ビジュアル系を…(当時流行っていた)マリスミゼルとか」
と答えたら

「でも何かマリスミゼルって聖飢魔IIみたいじゃないですか?」

と言われてしまったというエピソードもあったとか…
う〜ん聖飢魔IIみたいって別に思ったことないけどなぁ(ワタクシサイドな考えですが)
他にもたこ焼きパブの店の外にいる犬を見て、
とっさに何を言うかでMASAKIさんが、
普通ならかわいいですね〜というところを

「おいしそうですね」

と言ったという話もございました。


それではしっとりと訴え系でまいりましょう「ワルツ」。
この曲で確かLUKEさんはソロでボトルネック使ってました。
続いて「Crying Days」です。あ〜詞が心にしみるなぁ。
しかし曲が終わって拍手の後しばし静まり返る会場に、

「…受け止めたお荷物が重すぎましたか?」

とLUKEさん(会場爆笑)。


そのお荷物と言えば、ツアーもこの大阪で3本目なんですが、

(ツアー用の)荷物を詰めすぎて重い」

という話へ(笑)。
ステージで何を着ようかな〜と服を探しにチャリンコで渋谷の街へ買い物に行って、
その時の服を今ステージで着ている、と言うことです。
その格好が結構ひどい(本人談)らしく、しかも男物より女物を見ることが多いので、
アナスイ(爆笑)に行った時に服を見ようとしたら
店員さんがこちらに背を向けて立ちはだかってくるそうです。
どんなひどい格好なのかが想像つきませんが…。

そして「MASAKIはおしゃれだよね」という話になり、
「僕は普段と変わらないですよ」
とMASAKIさん。またMASAKIさんもかなり荷物が多いそうで、
ガラガラ(スーツケースですか)を使ってるそうです。
何でもホテルに備え付けのものではなく
マイシャンプー、マイリンス、マイ洗顔フォーム、マイ電動ブラシ、マイ歯磨き粉、
マイヘチマコロン(会場爆笑)
まで持参するとか。
LUKEさんは面倒だから備え付けのものを使うって話してたような…と
何かだんだん話のネタが煮詰まってきたところで
「何か今日は調子がよすぎて。(西武の)松坂が調子よすぎてかえって打たれちゃうみたいな…」
とLUKEさんが言っていたら雷電さんが阪神ファンなので身を乗り出しております(爆笑)。
今阪神の調子はどうかという話でお客さんから
「今日横浜に勝った」
って声がありましたね。
何対何でだったかは…あ、メモってなかった(しまったぁ!)


さて、もう1曲訴えていただきましょうか。
例の「訴え系で!」「受け止め系で!」もございましたよ〜(わかんない方は新宿レポ参照)
ではでは「Everyday」です。
この曲は去年の新宿ライブで聞いてすごく好きになったので、今回も聞けて至福でした。


そろそろ後半戦に突入なんですが、
「大丈夫?話が多かったからダレてない?」
とLUKEさん。会場は拍手と歓声で答えます。またMASAKIさんの
「ロックなMCとかやってみていいですか?」
とのお申し出により

「今日は!(ジャーン!)ありがとう!(ジャーン!)
お前のために!
(ジャーン!)次の曲行くぜ!(ジャーン!)

ってなこともやっておりました。


次の曲では「皆に曲のカウントをやってほしい」とLUKEさん。
「1, 2, 3, 4まで言って最後にGo!なんですが、Go!はずっと伸ばしててください。
その時は僕ら演奏始まってるんで、皆はその瞬間ヴォーカリスト」
…そうか〜じゃOn Vocal kaedeって書こうかしら(やめなさい)
冗談はさておき「1回練習してみようか」ということで、「せーの」で始めてみますが「弱いな〜」と厳しいご指摘。
「ちょっと前のめりになって!」
ということで律儀にちょっと体勢を前のめりに変えてみました(爆笑)。
それではせーの!「1, 2, 3, 4, Goー!」で曲は「ライブハウスにて」へ。
もちろん曲間でも同じように叫びます。
前のめりになったせいかワタクシこの曲からガンガン頭振ってしまいました。
そして勢いに乗ったまま「Good Morning Wild Times!」「The World is Mine?」へ。
ここへ来て首が肩がぁぁ〜…でも暴れちゃいました。


えーとメモを解読する限り、ここでLUKEさんのギターは赤かったと思います…多分。
「日本と私」ではそうです皆で文字作る「J.A.P.A.N.AND I」の掛け合いもございました。
LUKEさんがその都度ちゃんと説明をしてくださるんですけども、
どうしても左右を間違えたり順番間違ってしまうので、
「よし完璧!」と思った頃には終わってしまうのでした(号泣)。
しかし今回の人文字の「I」の説明が

「少しうつむき加減で、少し緩めてくださいって(上から)吊られてる感じで」

……何でそういうシチュエーションなんでしょうか…。
いややりましたよけどね(やったんかい)
また毎度(?)の「ア○ルをキュッと締める」もありました。
そして男性の皆さんに
「『今お前のア○ルは締まってるのかー!』と聞くから『せ、せんぱいキツイっすー』と答えるように!」
と…さすがだ男性の皆さん!
MASAKIさんは学校でよく見たタイプ(笑)の笛を吹きながら
「J.A.P.A.N.AND I」要するに「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピピピッ!」(←活字で説明するかそんなことを)
もちろん雷電さんもありました。
ラストまでバシッと決めたところで「Tonight3」まで突っ走ってまいりました。
皆で思いっきり叫びましたよ「Oh, Yeah!」


ただでさえ履き慣れないブーツのせいもあってかなり足も痛くてフラフラでしたが一旦本編が終わり、
私自身は半分死んでおりましたが会場のヴォルテージはまだまだ最高潮です。
手拍子やアンコールの声が起き、
私も手拍子はするんですがさっきの「Tonight3」の「Oh, Yeah!」の叫びと腕上げで
アンコールの声はかすれてました(年かなぁ←オイ)
いや、とりあえずは7センチヒールのブーツのせいにしておきます(言い訳)。


というわけで(どんなわけだ)CANTAの皆さん再び登場です。
出てきた順番は最初と同じLUKEさん、MASAKIさん、雷電さんだったと思います。
確かMASAKIさんがオレンジ、LUKEさんが白のTシャツを着ていて、何か王冠の絵が書かれてたと思います。

えー、ここで早くも追加公演「夏ツアー’05 のんほも、もう一本!〜大山けんか道〜」のお知らせが!
大阪はこのMUSEで7月10日(日)に行われます。
よーしチケットも先行予約したことだし今度は絶対ブーツなんて履かないぞ!(気合入れるところが違うって)
また「昔のロックはドラムソロ30分とか、ライブ3時間とか…あり得ないよね」という話へ。
(3時間ライブを)やりましょうよ!」というお客さんの声に、会場全体で拍手喝采が。
「……言ったはいいけど、見てる方も辛いぞ?」
と苦笑いするLUKEさん。

あとLUKEさん、
「何かオレ毎回大阪でおかしくない?」
とも。「おかしい部分」は常にあっても
何かタイミングが合うというのか(おかしい部分が)出ちゃうことがあるみたいで、
何でも横浜では
「横浜!たそがれてんじゃねーぞ!」
というMCもあったそうで、
「じゃあ『大阪ー!ベイブルース!』か?」
って話もあったような(何でそんなに渋い曲ばっかなんだぁぁ←爆笑)


で、大阪でベイブルースというわけではございませんが(笑)、
アンコール1曲目はワタクシ一番好きかも知れません「DRY&HEAVY BLUES」です。
えーとLUKEさんのギターの3フレット目のあたりに
カポタストがついたように見えたのですが、遠いので自信ナシです。
間違ってたらすんません。
一方ギターとベースの色は…メモるの忘れてました(どっかん)。
続いて「Happy Birthday To You!」へ。
MASAKIさんの指弾きベース炸裂ですね!新宿レポでも書きましたが、
指でメロディアスに奏でるMASAKIさんのベースソロは
ハープみたいでとても繊細な音色なのでございます。


しかしまだまだ終われません。
再び起こります手拍子とアンコール。
例によって私は3/4くらい死んでましたけどね(苦笑)。
最初のアンコールの話じゃないけど、見てる方は確かに見てる方できついです。
うむむ、やっぱ年かしら(自虐)。
でもメンバーの皆さんが登場したら
すかさず立ち上がって歓声上げてしまう自分がいるのもまた事実だったり…不思議なものです。

「あ〜ツアーやっててよかった〜」とLUKEさん。
「7月と言う目標もあるので、それに向かって積み重ねていきましょうか(うろ覚え)」
と言ったMCを挟み、
「それではアンコール2回目やらせていただきます」と始まりますは「Irritation」。
ここではMASAKIさんのベースは黄色でしたが、
次の「ア ソング フォー ジ アダルト」では赤い方でした(いつ持ち替えたんだ?)。
LUKEさんのギターは黒い方だったと思います。う〜ん機材チェックが甘かったなぁ。


そして終演後、「愛の夏」が流れておりました。
まだ夏じゃないけど夏レベルに熱いライブでしたので、
何か会場を後にしようとする私たちを見送る反面
「夏にまたおいで」と言ってもらってるようなそんな優しい曲に感じました。


…次回はマジで夏なので体力の配分を今のうちに考えておきますか(苦笑)。


SET LIST


SE

Fly!
108

MC

破綻ライダー
Survival&Revival

MC

ワルツ
Crying Days

MC

Everyday

MC

ライブハウスにて
Good Morning, Wild Times!
The World is Mine?
日本と私
Tonight3


en.1

DRY&HEAVY BLUES
Happy Birthday To You!


en.2

Irritation
ア ソング フォー ジ アダルト

愛の夏


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