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春CANTA'06
『”これ以上、心の襞をまさぐらないで!”TOUR』
2006.5.13(SAT) at OSAKA MUSE


 ツアーが決まった時点ではまだよかったのですが、その後正式に発表されたツアータイトル見て驚いた人は私だけではないはずです。私はある日CANTAのオフィサイト覗きに行ってツアータイトルを知ったのですが、誰なんだろう率先して考えたのって…。反面、彼ら(ってか弦楽器隊)のMCの内容考えたら、別にそれほど不自然なタイトルとも思えないよな〜…そんなことを考えつつ当日を迎えました(オイ)。

 まだ梅雨じゃないのにここ数日はあいにくの天気が続いており、雨の中例によってまた方向を間違えつつも何とかMUSEへたどり着きました。いや、たどり着かないかも知れないという心配はしてないんですが、曲がる道はわかってても本当にわかんないんだってばどっちに曲がるのかが(苦笑)。こんなんですが別に私は方向音痴じゃない…はず、多分。

 そんな感じですが、今回理由あって会場(のあるビル)に着いたのは開場時間を過ぎており、会場に入ったのは開演予定時間をとっくに過ぎていました。ですが滑り込んでほんの数分後にライブが始まったので、まさにギリギリ間に合ったといったところでした。後で聞いた話では、いつもは時間ちょうどに始まるけど今回はちょっと押してたみたい、ということで「私のために待っててもらってありがとう!」と自分本位なことを考えてしまったのでした(閑話休題)。

 滑り込み入場につき当然ながら私は後ろから1〜2列目くらいのところにいましたが、それにしても何でこんなに熱気が?雨で湿気も多いんでしょうけど、何かそれ以前に蒸し暑いんじゃなくて熱気ですよ絶対。思えばワタクシ、CANTAのライブはほとんど後ろで見るのですが、いつも会場は熱気に包まれております。後ろでこれじゃ前は悲惨だろうなと思えば、去年の夏は3列目くらいでその悲惨な状態を体験いたしましたとさ。詳しくは去年の7月レポをご覧あれ。

 SEが流れ、雷電さん、MASAKIさん、LUKEさんの順に登場します。LUKEさんの「大阪行くぜー!」の声により、1曲目は「百歌颯鳴」から「Hello!」。あ〜多分これが1発目に来るだろうなと思った人は多いのではないでしょうか。そして今回のツアーからでしょうか、それまでのマイクスタンドではなくいわゆるヘッドセットですので、定位置だけではなくステージ中央や下手においても歌うLUKEさんが拝見できます。でもやはり聖飢魔II時代からのマイクスタンドの時のように、できるだけ手元を見ずに前を見ながら歌っている姿が印象的でした。「サンキュー大阪ー!」とLUKEさん、続きましては皆で一斉に手拍子しましょう「108」です。この曲のソロではLUKEさんが頭の後ろにギター持ってきてソロ弾いてる一面も見られましたね。そして「Romantic Warrior」へ。もしかしたら前からそうだったのかも知れないんですが、この曲のラストで演奏がブレイクして「ウォーリア〜ン♪」って色っぽく歌ってました。多分今まで私が気づいてなかったのだろうと(^^;)。そう言えばLUKEさんの着ているシャツは、「百歌颯鳴」のジャケットのものと同じか近いタイプの青いブラウスだったかと。下半身は人の頭で全く見えないのでノーコメント。

 実はこの日のチケット、当日券も発売されましたが何とソールドアウトです。どうりで後ろまでの人口密度がすごいと思いましたよ。聞けばしばらくは名古屋よりも大阪の方が人の入りが少なかったとか?私は福岡と東京は行っても名古屋でのライブは見に行ったことがないので比較のしようはないのですが「よかった(ずっと)やっててやめなくて」とLUKEさん。ここでギターを続けていっているきっかけとなったアーティストのアルバムを5枚目くらいまでしか好きじゃないけど8枚目までは引きずって買ったという話で、それが「聖飢魔IIで言うところの『PONK!』の後みたいなものだ(だっけ)」とも(この時後ろで雷電さんが凹んでた気がする)。「PONK!」で信者やめたっていう話はあちこちで耳にしたことがあったので、CANTAにとってそういう(「PONK!」みたいな)ことがないように、とも言ってたかな〜。

 続いてはこれからやります「破綻ライダーV3」。またまた新しい試みでしょうかLUKEさん、某仮○ライダー(バレバレ)よろしく「破綻ライダー…」と言って、何かこう炎とか気でも出すような感じで手を前に突き出す動きが。しかも「皆もやれ!」だって(苦笑)。戸惑いながらも皆さん言うとおりにして(私もやりましたよ)、極めつけは「V!3!」って言ってLUKEさんは右手でVサインした後頭と右手を右に傾けて、Vサインが指3本(人差し指と中指と薬指)に増えます。漢数字の三じゃなくて、前から見たらアラビア数字の3だそうです(笑)。こんな説明でわかるかなぁ。イラストにできそうだったら後日考えます。個人的には首かしげたLUKEさんが可愛いと不届きなことを考えてしまってる自分がいました(^^ゞ。

 というわけでこの「V!3!」の出来がよければ雷電さんのスティックカウントで曲が始まるのですが、1回目は不合格(苦笑)でした。「そんなもんじゃないだろ大阪!」みたいなことを言われたよーな(^^;)。気を取り直してもう1回「V!3!」でカウントが始まり、「動じな〜い♪…」で妙な間を挟んで曲が止まりました(会場大爆笑)。直後にLUKEさんが素直に白状してくださるまで一瞬気づかなかったワタクシでしたが(←自爆)、実は「V3」ではない方を歌い始めてしまったのです。そうだ、確か「V3」の出だしは「闘〜って〜♪」でしたね。というわけで改めまして今度こそ「V3」、続いては「Holy Knight」へ。この曲でMASAKIさんは客席にモンキーダンスを促しておりました。改めて思ったんですが、CANTAってLUKEさんの歌の割にリズムのテンポが速い曲が多い気がしましたね。

 この辺だったか、MASAKIさんがそれまで着ていた黒い半袖のシャツを脱いでおり赤いシャツ姿になってました。何でも「さっきまで着ていたシャツは今日初めて衣装として着たんですが、肩にボタンがあったせいでベースのストラップ重みで痛かった」のだそうです(某小☆太夫の「チクショー!」とも叫んでた気がする…)

 それではゆっくりとした時間を過ごしていきましょう、まず「百歌颯鳴」から「etude」「Rainbow」、「NON-HOMOGENIZED」より「Crying Days」。「Crying〜」ではLUKEさん、ハイトーンがちょっと辛そうでした。

 曲が終わり、「今日は届いている感じがする」とLUKEさん。「なかなかないよ大阪〜♪」とも(大歓声)。ここでLUKEさんが雷電さんに振ったので、埼玉の田舎に住んでいるという(「そう言えばオレ(車で家まで)送ったよね」とLUKEさん)雷電さんの「野生のカン」のお話が。車の免許を持たないので電車で移動するのですが、ちょうど来た電車に飛び乗って、間に合ってよかった〜と思った瞬間、何の根拠もなく「オレは今ここにいちゃいけない」という気がしてすぐさま違う車両に移ったのだそうです。実はそれが平日で、最初に飛び乗った車両は「女性専用車両」だったのです。別に周りを見渡して女性専用車両だと気づいたわけではなく、カンで気づいたのだからオレの野生のカンは健在だね♪とおっしゃってました。

 続いて「僕もしゃべろうかな〜」とMASAKIさん(大歓声)。今回東京から大阪への移動がでかいバスだったそうですが、その旅中にいろいろ考えていたのが「ことわざとか四字熟語の新たな解釈(だっけ?)について」で、「すごく痛いことほどゾクゾクする→コウガンムチ」「男と女が出会って付き合うことになるが、その女はバストがやや薄め→まな板の上の恋(字はこっちでしょう)」、「『太陽にほえろ』の竜雷太さんが、「捜査は足でする」と走り回ること→ゴリ夢中」………おあとがよろしいようで(^^;)。

 気を取り直して(って何回気を取り直してんだか私^^;)曲にいきましょう、「SHINE」「Fry!」「Good Morning, Wild Times!」「The World Is Mine?」「Tonight3」へ。「〜Wild Times!」での「Get It Up!Get Wild!」ではMASAKIさん、最前のお客さんにマイクを持ってもらってのコーラスです。あと「Tonight3」でLUKEさん、サビのところだったか歌詞を間違ってしまったようです(それこそ「チクショー!」って叫んでました…^^;)

 アンコール1回目では雷電さん、LUKEさん、MASAKIさんの順に登場します。LUKEさんは紫色のシャツ、MASAKIさんは黒のTシャツだったかな。ここで秋に追加公演「秋CANTA'06”洗ってあげるよ、心のサンオイル”TOUR」決定の発表が。また何ちゅータイトルだろうと思ったのは絶対私だけではないですよね〜(←同意を求めるワタクシ)。大阪ではここMUSEにて…金曜日ですか???今の仕事が定時で終わればそのまま駆けつけられますが、高い確率で残業になりそうなので当日仕事休んじゃおうかなと今から考えてしまう自分がいました(^^ゞ。そう言えば現時点でまだライブで聞いてない曲いっぱいあるもんね(^^)。あ、何でもLUKEさんは来年でデビュー20周年だそうです(会場拍手)。そうか、聖飢魔IIのデビュー年とは少しズレがあるわけですよね。

 ではLUKEさん曰く「人によってはあまり好きじゃないアルバム」である「Everything's gonna be alright」より「DRY & HEAVY BLUES」です。でも私はこのアルバム結構好きなんですよー(涙)。あ、それと確かギターの2フレットにカポがあったと思います。この曲のソロが今までとちょっと変わった雰囲気でしたね。ブレイクもあり、LUKEさんのファルセットあり、多分ワウペダルか何か使ってたと思われるギターソロもあり、ギターソロとLUKEさんの合唱(?)もあり、MASAKIさんのベースソロもあり。あと客席との掛け合いがありました。LUKEさんの歌うとおりに「Yeah, yeah, yeah−!」と、長いバージョンで「Yeah−−−…yeah!」、最終的にはラストの「Yeah!」は最後の方ではもはや叫びました(突き抜ける感じ、だったかな)。これも新しい試みでしょうか。最後は「DRY & HEAVY BLUES〜♪」とタイトルをアドリブで歌い続けておりました。ライブを重ねるごとに少しずつ変化していくCANTAを垣間見た気がいたしました(←偉そう)。そして「Happy Birthday To You!」へ。

 アンコール2回目はMASAKIさん、雷電さん、LUKEさんの順に登場です。まさにこの曲あってのCANTAでしょう「Irritation」です。私はこの曲も結構好きです。そして締めは「ア ソング フォー ジ アダルト」。森永さんが一番ハラハラドキドキする瞬間が、今回もやはり来ましたね(苦笑)。LUKEさんのギターだけでなく、今回MASAKIさんのベースまでもが人の頭の上を泳いでおりました。

 今回本編とアンコール2回目では、LUKEさんは赤のギターでMASAKIさんは黄色のベース、アンコール1回目のみLUKEさんはサンバーストのギターでMASAKIさんは緑色のベースを使用しておりました。今回曲ごとの機材チェンジがほとんどなかったので、レポ書きとしてはありがたくもあり(^^ゞ。あとの細かいところは遠くて見てな…ってか見えませんでした。何か気づいたことがあればツッコミお待ちしてます(逃亡)。

 ちなみにこの日のワタクシ、さすがに暴れるのは控えておりました(^^;)。

SET LIST


SE

Hello!
108
Romantic Warrior

破綻ライダーV3
Holy Knight

etude
Rainbow
Crying Days

SHINE
Fry!
Good Morning, Wild Time!
The World Is Mine?
Tonight3


En.1

DRY & HEAVY BLUES
Happy Birthday To You!

En.2

Irritation
ア ソング フォー ジ アダルト


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