冬CANTA'08 『夕闇･三日月・オリオン座TOUR』 2008.2.10（SUN） at ESAKA MUSE

実質8ヶ月ぶりとなりますCANTAのライブでございます。相変わらず「…？？？」なツアータイトルですが、いつもはOSAKA MUSEなのに今回はESAKA MUSE。ぷち方向オンチなワタクシですが、ESAKA MUSEの方が道としては大変わかりやすくてよろしい（爆笑）。会場の広さとしては…OSAKA MUSEよりは客席＋ステージの奥行きがあるかな？と思ったのは、ドリンクスペースが別室にあるOSAKA MUSEと違って、ESAKAの方は同じ室内にあったってのもあるんでしょう。一方横幅はESAKAの方がちょっと狭かったかも。遠くて見えない点はあってもステージ全体が見渡せることから、私自身ここんとこすっかり最後列でメモ取りながら見るのが恒例となっております。 　さて、前回遅刻したこともあり今回はとにかく時間に余裕を持って入場いたしました(^^ゞ。時間は13分くらい押してたと思いますが、客電が落ちて拍手が起き、MASAKIさん、雷電さん、LUKEさんの順番に登場いたしました。立ち位置は下手がLUKEさん、上手がMASAKIさんでした。そしてあの謎めいたマイクスタンドさんも健在です（笑）。あ、それと今回LUKEさんはインカム使用してなかったですね。あと、LUKEさんは見えた限りほとんど機材チェンジはなかったと思いますが赤のギターを使用、MASAKIさんは最初は黄色のベースでした。 　それでは曲は「The World Is Mine？」→「Monster」→「Romantic Warrior」→「108」→「Good Monring, Wild Times！」とのっけから間髪入れずに飛ばしておりました。「Romantic〜」では終わりのところですっかりおなじみLUKEさんの色っぽい「ウォーリア〜ン♪」あり、「108」のギターソロではすっかりおなじみ？LUKEさんの頭の後ろで速弾きのシーンあり、「〜Wild Times！」ではMASAKIさんが前列のお客さんにマイク持ってもらっての「Get It Up！Get It Wild！」あり……あっそうそう、「〜Wild Times！」でMASAKIさんのベースが赤に変わってたんだった（汗）。 　実は会場に入ってからどーにも気になってた存在がありました。それは前回も見たことのある、ぶら下がってるお玉や十手…ではなくMASAKIさんのアンプの上においてあったでっかいヤカン。曲が終わってMASAKIさんがおもむろにそれをそのまま口につけてゴクゴク（しかもLUKEさんに「男前な飲み方」って言われてた）…てことはそれ、まさかステージドリンクなんですかっっ！？どこの世界のミュージシャンがステージの上にヤカンを置いてるんだろう？？？なんてことを考えつつも「どーもCANTAです！」とLUKEさん。そう、この時期は周知のとおり連休の初日が大阪では11年ぶりの積雪とも言われたドカ雪でしたが、前日ライブだった名古屋もかなり積もっていたそうで、大阪の方が（雪が）すごいことになってるらしいという噂だったのが（確かに9日も出かけたし、ありえない銀世界だったけど^^;）、どんどん天候は回復に向かい（含笑）、名古屋よりもすごいと噂された雪などどこにもなかったので今日はゴキゲンです、てなことをおっしゃってたかな。あと、CANTAの場合よく言われるのは「昨日までは晴れてたんですけどね〜」…とここで誰が言い出すわけでもなく、LUKEさんも雷電さんも客席からも自然と視線は上手の方へ注目（爆笑）。「…確率高いですね（苦笑）」とMASAKIさん。今回は名古屋に雪呼んでしまった上に大阪のライブ当日にまで連れてきてしまう恐れがあったのかも^^;。いや、まさかこの雪をMASAKIさんが呼んだなんて思ってなかったですよ。自分が出かける時に悪天候が続いたので、てっきり私が雨女通り越して雪女にまでなったのかと思ったんだから（閑話休題）。 　ここからMASAKIさんのベースの色は緑だったと思います。続いてはまだタイトルが決まっていない新曲だそうで、「メトロノームの歌」とLUKEさんは表現しておりました。バラードなんですが、例えば前の車のウインカーと自分の車のそれがリズムが一瞬合ってるのが何かいいよね？ってことから、男と女も違うものが寄り添って最初は同じリズムを刻んでいたけど、やがて少しずつリズムにズレが生じてきて、何とか同じリズムに戻そうと必死になるとか、無理矢理合わせ続けてるうちに疲れてダメになっちゃうとか、そうじゃなくて無理にリズムを相手に合わせなくてもいいんじゃない？てな意味合いの曲だという前振りがあって、それを踏まえて聞いていると個人的にすごく思い当たることが多すぎて、胸に痛いものが刺さるけどいい曲です（涙）。あー、やっぱりこれぞLUKEさんだよ（号泣）。冗談抜きで本当に泣きそうになったんだもん。そして「Crying Days」とバラードが続いた後はいっぺんに雰囲気を変えてしまう勢いのあるギターリフ…でも内容は「さよなら」っていう、曲と内容のギャップをお楽しみいただけてしまう（謎）その曲は「Adieu！」です。 　開口一番に「あつー！！」そして、「ありがとぉ〜」と声がひっくり返っちゃってますLUKEさん。そう言えば入場時は当日券が出てたと思いますけど、チケットがソールドアウトだったそうです！！そして、MCが雷電さんに振られたんだったかな。雷電さん、LUKEさんに「篁せんせー。MASAKIくんが、あそこ（アンプの上）にヤカンを置くんです」と、完全に生徒（っていうより児童）が先生に告げ口してる口調でした（大爆笑）。先日の名古屋での演奏中の模様を、スタッフの方にデジカメで撮影をしてもらっていたのですが、角度の関係で何をどうしてもヤカンにピントが合ってしまって、自分のドラムのシーンが光り輝くヤカンにかき消されてる状態だったとのこと。「…でもそれって、今の雷電さんがヤカンより輝いてないってことですよね？」と爆弾発言のMASAKIさん（会場ブーイング^^;）に、「どこをどーしたらこのヤカンより光るようになるってんだよ！金粉でも塗れってのか！？……ま、デビュー当時のオレなら勝ってたかも知んないけどさ（会場大歓声）」と雷電さん。これを受けてか、さすがにヤカンはアンプの上から姿を消してました（足元かどうかはわからないけど場所移動したと思います）。 　さてさて、ベースが再び黄色に変わったところで続いては「Everyday」としっとり聞かせていただいたあとは勢いをつけて一気に「Hello！」「SHINE」「1400km/h」へ……ええっ、これでもう本編終わりなの？？？何か今回全体的に曲間のMCがまとめられていた印象がありましたね。 　でも、まだ聞いてない曲ありますよね？ね？？ってことで再びメンバーの皆さん登場。ヤカン片手に登場したMASAKIさん、「飲みたい人いる？」とお客さんに聞いてました（爆笑）。最前のお客さんが少しもらってたんだっけ。直に口つけたりはしてないだろうけど。で、アンコール1発目はツアーグッズのCANTAタオル（むしろタオルマフラー？）を回して嵐を起こしましょう、「春の嵐」です。ちなみに私はタオル持ってないため嵐は起こせませんでした…（逃亡）。続いては皆で「Oh, Yeah！」と叫ぶ、全員参加型の曲が続きます「Tonight3」。 　いや、まだまだ聞き足りない…ということでアンコール2回目。MASAKIさんのベースはゼブラ模様でした。あ、アンコール1回目のベースの色見てなかった（焦）。曲はCANTAで一番初めにできた曲「Irritation」。そしてMASAKIさんのベースが再び黄色に変わって、この曲がなければ終われない「ア ソング フォー ジ アダルト」。ここで出番は十手奏法とお玉奏法(爆笑）。そして、いつからやってるのかは私の中では定かじゃなかったんですが、ギターやベースが客席ダイブ中なのはおなじみとして（ギターは目の前まで来たけど一歩及ばず…）、長い長〜〜〜〜〜い後演奏の合間で、実はドラムセットがどんどんバラされていくんですよね。高々に掲げられるフロアタムの足、そしてスタッフの方が用意した運搬用の箱に収められていく…てのが、ステージパフォーマンスの一環として行われてるってのが実にすばらしい。もちろん叩くモノが減っても雷電さんは残ったパーツだけでリズムを刻み続けます。最終的にはバスドラとスネアだけになったんだったかな。バスドラも撤収されたんだっけ？？バラシ作業とステージが同時進行だから、撤収作業の短縮にもつながって大変よろしいわけですね。考えてみたら、CANTAのライブっていつもグッズ販売で一定額以上買った人には握手会の抽選券が渡されてる＝ライブの後に握手会があるから、撤収作業の節約は大事なことだったんですね〜と何で今頃そんなことに気づいたのか私^^;（だって私自身握手会参加したことないもんで…）。ご一緒したyudyさんも、「あの（ステージでの）バラシ作業は合理的だ」ってなことをおっしゃってたよーな気が。うむむ、確かにそのとおりです。 　最後に、シンバルスタンドにくくりつけられたたくさんの風船×2台がスタンバイされ、、雷電さんのささくれたスティックによって一つ一つの風船が割られると、中に入っていた紙ふぶき（銀テープふぶき？）が綺麗に宙を舞いました。 　惜しむらくは、音がいいことを勝手に期待してるという理由で後ろのPA席の前で見てたんですが、バラード曲以外はLUKEさんの歌声が演奏にかき消され気味で全体的にバランス悪くて聞きづらかったのが痛かったかなぁ（素人の分際で生意気言ってスミマセン）。 　よーし、またライブ行くぞー。

SET LIST SE The World Is Mine？ Monster Romantic Warrior 108 Good Morning, Wild Times！ MC 新曲（バラード） Crying Days Adieu！ MC Everyday Hello！ SHINE 1400km/h en.1 春の嵐 Tonight3 en.2 Irritation ア ソング フォー ジ アダルト