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冬CANTA'09
きらきら☆めらめら★ど新曲◎TOUR
2009.2.1(SUN) at OSAKA MUSE




 ここ最近恒例ともなっていますが、初めから後ろの方で見るつもりでほとんど開演時間ギリギリくらいにMUSEに到着しました。ようやくちゃんと道を覚えたので、地図見なくても大丈夫、多分(まだ不安なんか^^;;;)。とは言え結構ぎっしり人で埋まっていてステージが人の頭で半分くらい見えてない状態です。まぁ最低限度音さえ聞こえたらよしとしよう。そんな私がいたのはステージに向かって左手後方、ほぼPA席の前あたりです(音の良さも狙ってか、比較的この辺で見ることが多い)。ちょうどLUKEさんの立ち位置の真正面になります。

 さて、手元の時計で確認する限り17:35、客電が落ちSEが流れ始めると、曲に合わせて手拍子が始まります。やがてステージ上にライトが照らされて、MASAKIさん、雷電さん、LUKEさん順に登場します。例によって遠いのでよくわかりませんが、MASAKIさんのベースは黒っぽく見えました。LUKEさんのギターは確か赤だったと思います。ドラムセットはもはや見えないので諦めます(苦笑)。機材のおおまかなチェック(大ゲサ)に次いで気になるのは……MASAKIさんのアンプの上にあるでっかい銀色のタライ。何でしょーかあのドリフのコントで上から頭に落ちてきそうなバカでかいタライは。わざわざあんな目立つところにあるからには、きっと何かに使われるだろうととりあえずそう自分の中で納得しつつ(?)、一方LUKEさんはヘッドセットを着用しています。

 まずLUKEさんのこれでもかってなくらいの泣きのギターがガンガンにかき鳴らされます。そして雷電さんのカウントで始まりました「SHINE」。多分私の見た限り、ライブがこの曲で始まったのは初めてだったと思うので、ちょっと意外でした。でも最初に持ってきても全然違和感がなかったのは、体を温めるのに最適な曲だったからかも。

 「ありがとうCANTAでーす!」とLUKEさん。今日はとりわけ男性の皆さんの声がすごい。不意に見えたのは、MASAKIさんがおもむろに口元に持ってきたであろうあのでっかいヤカン!あああそうだった、これを忘れてはならなかった!!タライに気をとられてその存在に気づかなかったというより、おそらく普段は足元に置いてると見た。そのヤカンは一応見た目ハデですがりっぱにステージドリンク(中身は水ですか?)がメインと思われる。
 MCでは「4日連続ライブやってる」という話が出て、「4日連続朝まで飲んでる(会場爆笑)」というOn Bassマッキー、もといMASAKIさん。LUKEさんによる紹介に次いで雷電さんも紹介されました。ふと、「あ、ちょっと(モニターの)声下げてもらえる?」とLUKEさん、PAの方に指示を出しました。それと、LUKEさんは確か空調をつけると乾燥するから、空調はつけずに加湿器をつけていたところ、かえって寝苦しかったのであまり寝てないというお話をされていました。で、そんな状態だったのでリハの時は声が出なかったのが、「(今ここで)皆の声を聞いたら元気になっちゃって(会場歓声)。で、自分の声がうるさくなっちゃって(会場爆笑)」あ、それでPAさんに声下げてもらってたというわけなんですね〜。

 続いては「ノリノリの人は何に乗るんでしょーか!」とLUKEさん。会場では「???」となってます。「バイクです!」え、バイク?と思ってたら一部のお客さんから「あ〜…」とわかった感じの声が上がります。「バイクに乗るヒーローは?」え、ヒーロー?「仮面ライダー??」…あっ、そうか!仮面ライダーと言えば「破綻ライダー、ブイ!スリー!」の声でもちろん曲は「破綻ライダーV3」。そこまで持ってく経緯が回りくどいと言うか何と言うか^^;;;。そしてそのまま手拍子が始まり「108」へ。この時LUKEさんは中央のモニターの上に登ってギターソロを聞かせてくれます。そこでようやくギターの様子が比較的よくわかったのが、ギターのピックガードがピカピカに光ってたってことぐらいでした。鏡みたいなピックガードだったのかも。あ、そうそう頭の後ろにギターを持ってきての速弾きもお披露目してくれました。そしてまたまた勢いよく「Monster」です。

 あっ忘れた頃にMASAKIさんのヤカン再び(笑)。ここでのMCでは、まずステージの上でロックをやるということを小学校くらいから夢見ていた、という話題。ギターを練習していてどうやってうまくなろうかという時、難しいところからいきなり飛び込んでいく、とも。速いフレーズを弾く練習をするのに、ゆっくりから始めるのではなくいきなり速く弾くところから始めていたとか…ある意味LUKEんらしい考え方だなぁ〜と思いながらかなり真剣に聞き入っていたワタクシ。それと、ブッキングの手違いで延期になってしまったHEAVEN'S ROCKさいたま新都心公演の件について。すごく申し訳なさそうに話しながら、深々と頭を下げていたLUKEさん。先に会場を押さえていたのがCANTAであっても、苦渋の選択でCANTAが日程をずらさなければならなかったというのはどれだけ辛い決断だったことだろう…いつも楽しそうに演奏したりMCしたりするLUKEさんからは想像もつかないくらいに。

 さて、次は新曲だそうです。前回の大阪公演の時にはやりそこねたので、今日はバンドバージョンでやります、ともおっしゃってました。てことはバンドバージョンじゃない方もちょっと気になりますね。シーケンサーに打ち込まれたピアノのアルペジオ(推定)によって始まった優しい曲「キンモクセイ」。個人的意見で恐縮ですが、PA席の前にいるからそれなりの音質のはずが、何となくバランスが悪く思いました。前回のライブの時はあまり感じてなかったんですが、今回はピアノ(=要はシーケンサー)のみならLUKEさんの歌声は比較的通ってたものの、バンド演奏になると他の音に歌が埋もれてしまって全体的に聞きづらかったです。でも2コーラス目辺りからはマシになったみたいです。続いて「ワルツ」とスローなナンバーが続きます。この曲では改めてよく見てみると、MASAKIさんの左手が結構激しく動いてるな〜と思いました。おとなしい感じの曲であるはずですが、ベースはかなりメロディアスなアレンジだったのだと実感いたしました。何度も聞いているはずの曲の、また1つ新しい発見をしたことに小さな喜びを感じておりました。「ありがとう」の一言に続いてすぐに「Crying Days」へ。

 ここからは前回もありました、MASAKIさんと雷電さんがステージを去りLUKEさんお一人による引き語りバージョン。ギターをエレキからTakamineのエレアコにチェンジします。そう、LUKEさんのギター1本で、客席の皆で一緒に大合唱するコーナーがやってまいりました☆今回皆で歌うのは「HELLO!」でございます。一度練習をやった上で本番に臨みますが、まずLUKEさんのギターイントロがあって、客席では手拍子が始まって…何か結局2コーラスくらいやった気がするんですが。前回やった「春の嵐」が、私自身あまり歌えなかったのですが、今回の「HELLO!」は思う存分に歌えました♪(ある意味自己満足^^)。しっかりと歌い終わって、「いい声でした!」と満足そうなLUKEさん。「こんなに声が出るとは思わなかった。先生が悪かった!(会場爆笑)」とも。ご満足そうで何よりです、篁先生(爆笑)。

 「新曲を書いてきた」とLUKEさん。「この時期になると優しい歌が書きたくなるんだ…多分寒いからだろうな(笑)」ともおっしゃってました。えーと、LUKEさんの説明によりますと、「オレは一方通行の道をずっと行ってると思う」とのこと。それぞれの人の道と、交差はしてるけど交わることのない道がいっぱいあって、時々その誰かの道がすごく近くなって、並んで一緒に歩くことはあるけど、きっとどこかで離れてしまうだろうから…ってな感じだったかと。そんな優しい曲だそうです「ONE WAY」。

 曲が終わって大きな拍手と共に、MASAKIさんと雷電さんのお二人も登場。「さー3人でやろう!」とLUKEさん。MASAKIさん「聞きほれてましたよ!」とおっしゃってました。LUKEさん「しみったれた時間は終わりだー!」と叫び、「行くぜ!」と意気込んだ後曲は「1400km/h」「アデュー」と、まさにさっきまでの「しみったれた時間(単にスローな曲が続いただけなんだけどね^^;;;)」からの反動もあるのか、ものすごく元気のいいナンバーが続きます。

 それではそろそろ恒例のあの時間です、「タオル回すぞー!」とLUKEさんが叫べば曲はもちろん皆で嵐を起こしましょう「春の嵐」です。今回はポケットに入れてたタオルハンカチを回したので、私もここへ来てついに嵐を起こすのに参加することができましたよ(^^)v。で、嵐を起こして気づいたのは、「自分も含めて周りがタオルで起こす風で結構涼しい」ってこと。そうか、この春の嵐にはそんな深い意味があったのか!←違^^;;;

 「大阪ナイス回転!ナイスホコリ!(笑)ナイスダスト(爆笑)」とLUKEさん。そう、タオルを回すと繊維からナイスなダストがわき起こるので、それがステージライトに照らされてそれはそれで結構綺麗だったりします。

 ラストはこれまた意外な気がした「Everyday」。これがラストに来るとは思わなかったです。気づけば時計は19:12を回っています。

 本編が終了し、客電が消えてほどなくして起こるアンコールの声。

 手元の時計で19:17、MASAKIさん、雷電さん、LUKEさんの順に登場しました。つまりアンコールを叫んでいた時間にして5分ということか。えーとマッキーが何か手の平サイズくらいのおつまみ?らしきものを客席に撒いてたように見えました。LUKEさんのギターは赤かったです。

 「アンコールありがとう」とLUKEさん。話題は「テレビでオレの曲が流れるのがさ…」と。元々キャリアがあるので(含笑)自分の曲がテレビに流れるのは初めてではないものの、自分の歌声が流れるのは何か照れくさい、という話でした。タイアップに使ってもらったけど、それを目的に売り込むとかは全く考えてないということ、曲を売り込むために業界に擦り寄るのではなくライブで勝負していくというのが根底にあるという意味では、今までと同じスタンスを貫いているんだなと思いました。それではその曲「オルタナ」へ。この曲では、私から見て「音はすれど姿は見えず」状態である雷電さんの姿が比較的よく見えました。すごくパワフルに叩いてる姿を見て、ああやっぱり力強さは健在だな〜とか思ってました。続いては「RAINBOW」。こちらはそれほど激しい曲ではないけど「動きが激しい」と感じる曲。誰の動きが激しいのかをちゃんとメモに控えてなかったけど、多分これはMASAKIさんのことを書いてるんだと思います。

 「ラスト行くぜー!」と始まったのは「Tonight3」。ここで冒頭で気になってた存在である、でっかい銀色のタライが登場!あのとてつもなく大きいそれを結局「ボトルネック奏法」ならぬ「タライ奏法」です(ちなみにヤカン奏法やってたかどうかは確認してませんが、あのタライでやるならヤカンでやってもおかしくないかと…)。ギターならまだしも(てこともないけど)ベースでソレをやりますかMASAKIさん!!!あ、そう言えばトンデモナイモノでボトルネック奏法する方、と言えば身近なところにもう1人いますね、その名も「なんでもボトルネック奏法」。詳細はコチラ(^^)。そんなお約束もしっかり堪能しつつ、時計を見ると19:37。

 再びアンコールの声が起こり、MASAKIさん→雷電さん→LUKEさんの順番に登場(あ、1回目のアンコールと同じじゃないか)。時計は19:47。今回どういうわけか始まった時間と終わった時間を律儀に記録していたワタクシでした(^^ゞ。LUKEさんのギターはサンバースト、MASAKIさんのベースは黄色だった、かな。ここでLUKEさんより、4月12日に行われるCANTAの7周年ライブのお話。もう7年にもなりますか…と感慨深くなりました。4月12日と言えばLUKEさんのお誕生日であり、CANTAの誕生日でもあります。誕生日と言えば!これまだ聞いてなかったよね〜と思えます「Happy Birthday To You!」。いつからだったか、サビの「Happy Birthday To You!Happy Birthday To You!」って歌うところでは、客席ではリズムに合わせて両手を左右に振るようになってます。こういう会場の一体感がまた楽しいのだよ♪そして…後奏のベースソロとギターソロの掛け合いのところで客席を上を泳ぐアレ。ギターが泳いだりベースが泳いだり、時にシンバルやヘッドが泳いだり。ギターのときなんてお客さんの手が触れるのを狙うように、LUKEさんが足元のエフェクタースイッチを踏んでグワングワン音鳴らしてたり。今回はもちろんあのタライもやってきましたよ。そうとう後ろで見てたから、人の上をぎこちなく動くタライのおかしな様子と言ったら圧巻でした。一方、何とタライは私のすぐ目の前まで回ってきたんですけど、あと少し!のところで遠ざかってしまったのでした。目の前できびすを返すなんてつれないよタライ………む、無念。まぁ後ろで見てたんだからゼータク言っちゃダメだよね、わっはっはっは。

SET LIST

SE

SHINE

破綻ライダーV3
108
Monster

キンモクセイ(新曲)
ワルツ
Crying Days


HELLO!

ONE WAY(新曲)


1400km/h
アデュー
春の嵐

Everyday


en.1

オルタナ
RAINBOW
Tonight3


en.2

Happy Birthday To You!


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