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face to ace インストアイベント
2003.4.29(TUE) サウンドギガ天神店


やってきました本日はface to aceのインストアイベントであります。
ゴールデンウィーク真っ盛り(?)の今日、実際のところ前日まであまり実感が沸かないまま私は当日を迎えます。
ミニライブと握手&サイン会………
あの大きな手と握手できるなんてもうどうしましょう、というよくわからない心境でございました。

さて、ここサウンドギガ天神店というのは、
福岡の天神というところにございますジュンク堂書店のあるビルの地下2階にあるCDショップなんですけれども、
私は4月23日に発売されたマキシシングル「ノンフィクション」を電話で予約し、
イベント当日に初めてこのサウンドギガに来店したんですが、とにかく狭いっっ!
CDショップとしては申し分ないのですが、売り場の一部をイベント用にロープ張ってスペース確保したりなどしての、
特設っつーか半ば無理やり場所作ったような感じで(それが悪いという話ではありませんヨ)
ちょっと待て!こんな狭いところに一体今日は何人見にくるんじゃ!?と思いました。
註:確か予約の整番で既に100番台行ったはず…。
逆に言えばそれだけ近いってことですよお客さん!

そう言えばこの日のイベンターの方だったか、始まる前にお客さんに聞きたいことがある、と言っておりまして、
「今日来られた皆さんの中に、九州の方はどれくらいいらっしゃいますか?」と質問をされました。
多分半分以上の方が手を挙げたと思います。
「…はい、では九州外から来られた方は?」挙がった手を見て、「…なるほど、わかりました(笑)」とイベンターの方。
何がわかったのかが気になる私でしたが、
勝手に想像したところそれだけ九州外からもお客さんが来るほどの魅力とでも言いますか、
それを持つのがface to aceであるということをご理解いただけたのではないかと。
というわけでこれを機にガンガン九州でのライブやイベントを実現して欲しいなあ(切実)。


予定時間である午後2時を5分ほど押して、司会(進行役?)の方による、
「それではいよいよface to aceのお二人の登場です。皆さん拍手でお迎えください」
の言葉に、一斉に拍手と歓声が起こり、ACEさんと本田海月さんが歩いてきました。ACEさんは、
有無を言わさず海月さんが座るはずのキーボードの席にどかっと座り
一同大爆笑です。
しょっぱなからやってくれますねACEさん!
そしてACEさんはクリーム色のTakamineのアコースティックギター(近かったのでヘッドのロゴまでよく見えました!)を、
海月さんはライブでもおなじみ空色の鍵盤ハーモニカを持ち、早速1曲目の「残像」です。

曲が終わり拍手が起こります。
ACEさんはPAチェックをして、ミキサーの方に指示をしていました。
マイクからの自分の声がハウる(ハウリング)とか何とかで
「××のツマミを△△したらいいと思う」みたいなことを言ってました。
マイクを通してないので当然ナマ声です。
近いからバッチリ聞こえる幸せ♪
それなら何を指示してたかくらいしっかり覚えてりゃよかったという自分の記憶力のあいまいさも呪いましたが…。

そんなACEさんの開口一番は「…ふぅ」な、何故にため息!?
そして「今日は皆さんお忙しい中、ゴールデンウィークの中(笑)集まってくれてありがとう」と言いました。
また、通りすがりの方々にも
「CDを買いに来た人、『何事や?』とお思いでしょうが、すみませんね(苦笑)。
お探しのCDがありましたら、お手伝いいたしますから(爆笑)」
と、実に律儀ですね。「今日は…何かすごいですね」と言いながら、時折鼻をすすっているACEさん。
風邪か花粉症か、心配ですが大丈夫でしょうか?
(今までに出したのが)アルバム2枚にシングル 、ビデオ2本にDVD1枚…まさに自転車操業ですね(大爆笑)」
そして、前日は福岡県内のあちこちのラジオ局に生出演したり
収録があったり取材があったりの「大移動話」を聞かせてくださいました。
「博多からまずは新幹線で小倉まで行ったんですが、自由席でした(笑)。自由席…それは、自由な席!(爆笑)」
とACEさんが言うと、多分海月さんが
「フリーダム!」と言いまして、一同大爆笑です。
しかし海月さん、その後「つまんないオヤジギャグを言ってしまった…」とばかりに、
恥ずかしそうにうつむいていらっしゃいました。何かかわいらしかったです。
それからまた新幹線で博多に戻り、これも自由席だったそうです(笑)。
そしてKBCラジオと、RKBラジオと、
FM福岡(順不同)とひたすら回った、ということでした。
それで、さっきのため息の理由も何となくわかった気がしましたです。
話聞くのに夢中で順番控えるの忘れました。ごめんなさい。
あと、さすがはACEさん地名をちゃんと正しくおっしゃっていましたね。
「RKB=百道(ももち、福岡市早良区)」や
「FM福岡=渡辺通り、電気ビル(FM福岡のあるビルの隣)の方面」と、
さらに「清川(福岡市中央区)」という地名も出て、
これは多分収録か何かで、場所的にはFBS福岡放送(TV局)のことだったと思います。
「また、ついでなんですけれどもね、あくまでついでですがっ…その、
おいしいものもいっぱい食べられるからいいですよね。
九州も福岡だけでなく、大分とか宮崎とかも行きたいですね。
長崎も行きたいし…鹿児島なんてここしばらく行ってないし、沖縄も行きたいですね〜。
あっ!熊本も佐賀も行きたいですよ!すみませんね〜忘れてたわけじゃないですよ(笑)」
とご丁寧に九州の全県を言ってくださいました。律儀です(再)。


さて、ACEさんがギターを置いてハンドマイクに持ち替え、続いてはニューマキシシングルのカップリングで「桜」です。
ACEさんは「桜の季節は過ぎてしまいましたが…」と言っていましたが、
これからやっと桜が咲くところもありますから、広い意味ではまだまだ桜の季節ですよね。
九州は比較的桜前線が早く訪れますけどね。
曲が終わった後だったと思いますが、イベンターの方(多分)が、デジカメで演奏の様子を撮影していて、
すかさずACEさんはカメラに向かって真顔でピースサインをしておりました。
お客さんは大爆笑でした。

「昨日とおとといは、あげまき貝をいっぱい食べました
とACEさん。思い起こせば2001年10月、FM福岡さんの主催によりマリノアシティ福岡で行われた、
face to ace初お披露目になったラジオの公開録音番組の際、
ACEさんはしきりに「あげまき貝」の話をされていたのですが、
今はまさにそのあげまき貝のシーズンでして、喜び勇んで食べたようですね。
「九州外ではあまり知られてないんですが」とはおっしゃってますが、
九州人にも関わらずワタクシあげまき貝を見たことも食ったこともありません(号泣)。
余談ですけど、私の実家のある町の県道沿いに「あげまき」とでっかく書かれた看板が立っている、
季節の水産物を売る小さな出店はあるんです…でも買ったことはない(すすり泣き)。

「初めて見たときは宇宙人みたいな感じがしたけど(マリノアシティでは「バルタン星人」と言っていました)
食べたらこれがもううまくて。
日本あげまき振興委員会会長をつとめようかと思っているくらいです(会場爆笑)」
…そんな委員会があるんスかACEさんっ!!←(いや、ないでしょう)
さらに屋台で、焼いたあげまきを写真に撮ったというACEさん。
「いつかホームページにも載せたいと思っています。
しかし撮ってはみたものの、見たら何が何だかわからない写真でしたが(苦笑)」
またACEさんの洗脳か(?)、海月さんまでこのあげまき貝にハマッているようです。
「僕はACEさんに勧められて、最初見たときは何だろうと思いましたが、
あの宇宙生物のような(笑)食べ物を、最初に食べた人は実に偉いと思いました。
勇気を持ってよく食べてみてくれたものだと感心しました」
ある意味海月さんらしいコメントだな〜と思いました。


続きましては「CLOUDY DAY」です。
「今まさに外はCLOUDY DAYで、福岡はこれから天気が下り坂に向かうようで…何か台風の影響らしいですね。
それも台風2号だって。すごいですね、2号ですよ2号。今年に入って2番目ですよ。
普通台風の1号とか2号というのは、日本に来ることってあまりないじゃないですか。
来るとしてもう12号とか。それが2号ですからね」
と言っていて、不意に
「あっ、そうだ……えいっ
とACEさんはピックを投げてくれました(取れなかったけど)
「えー通りすがりの皆様にも言っておきますけれどもですね、
ワタクシ以前聖飢魔IIと言うバンドをやっておりまして…悪魔だったんですよ(爆笑)。
そのときはもうピック投げまくってましたね〜」
そんなACE長官時代の話を振り返ります。それが「えいっ」って……うぎゃああ何てかわいらしいんだ!(大失礼)また、
「こーやってしゃべっているとですね、ワタクシ喉が渇いていることに気がつきました。で、今ここに水があるから飲みます」
と一言断ってから、そばにあったペットボトルの水を一口。

今回のようにキャンペーンのために全国であちこち飛び回っているお二人ですが、
「今は本田くんの相棒ぶっこちゃん(笑)と、キーボードとギターがあれば曲がやれるわけですから、
ストリートミュージシャンみたいなのとかできるんですよね。で、駅前全国ツアーとかなんかやったりして(爆笑)、
そこで稼いだ金で切符買って次の町へ行って(笑)。そういうの、いいですよね〜。
あと、通りすがりの人に『どこ行くんですか?』って聞いて一緒について行ったりとか(大爆笑)。
あ、100人vs5人の追っかけっことかもいいですね!僕はあれ結構好きなんですよ。
かと思えば、米作ってたりとか(爆笑)……TOKIO入りてぇー!!
…と、ストリートミュージシャンからV6を経て、いつの間にか話が鉄腕DASHになっておりました。
「じゃ、二人でオーディション受けましょうよ」と海月さん(笑)。
年齢制限で無理だったり、という話もあったような…。


さて、ACEさんから「現在はレコーディング中」という話が出ます。
7月24日発売予定の、何でも’80年代の洋楽をカバーした7曲入りのミニアルバムだそうです。
「僕が『'80年代のカバーとかやったら面白そうですよね、2〜3曲くらいで』と言ったら、
『それいいですね!2〜3曲とか言わずに、ミニアルバムで出しましょう』ということになって。
僕の方では2〜3曲くらい候補があったんですが、
選曲会議ではマネージャーとかスタッフサイドが、嬉々として山積のCDを持ってきたという(笑)」
今ちょうど「80's(エイティーズ)」といった、
いわゆる1980年代の洋楽の名曲を集めたアルバムが出回っていて(とりあえず1枚買ったけど実家でお留守番…)
そういうのとはまた色の違う感じの、
だけども人によっては「あ、聞いたことある!」という曲も織り交ぜつつのアルバムになるようで、
face to ace色に染まった’80年代の曲がどう聞けるのかが楽しみですね。
'80年代っつーと私は小〜中学生だったので、
洋楽と意識して聞いたというよりは街中でイヤでも流れていたような感じなんですよね。
だから’80年代のものを聞くと、当時中〜高校生以上の方は懐かしいと思われるでしょうし、
私くらいだと懐かしい反面子供時代を思い出しそうです。
その頃まだ生まれてない方には、新鮮にも感じられるでしょうね。

「いよいよ曲も最後の方になるわけですが…本田くん、何か言い残したことは?」
とACEさんに言われて、
『ノンフィクション』に続く、VIVA80’sをよろしく!(うろ覚え)」
と海月さん。ACEさん曰く「海月くん命名による『80’s奥の細道』をお楽しみに」ですが、
まさか本当にそんなタイトルなんでしょうか?(んなわきゃないんですけどね)
それでは「RAIN」「ノンフィクション」へ。ハンドマイクを持つACEさん、
狭いスペースでも結構動き回りながら歌います。
「ノンフィクション」の「Wo-oh-oh,Wo-oh-oh」のところではお客さんにマイクを向けて歌わせてくれました。
そしてラストの「Uh〜♪←独断と偏見で表記してみた」とACEさんがファルセットで歌うところがまたいいんですってば(鼻息)。


さて、トーク&ミニライブ(と私は思う←笑)終了後は、入場時の整理番号順にサイン&握手会です。
私はここへ来て突然口から心臓が飛び出そうなほど緊張感が高まりました。
ちなみに当日、入場整理前に私はマキシシングルを買い(地元人なら前もって買っておけ、という話はナシよ)
そのとき一緒に手渡されたポストカードにサインをしてもらいます、という話だったんですわ。
ところがライブ開演直前になって
「ポストカードではなくマキシシングルにサインをしてもらうようにします」
と言われ、オイオイそりゃどーいうことじゃい!と思ったんですが、
この日は先ほどのACEさんの話にもあったように、天気が下り坂なのもあって非常に湿度も高く、
整列中にずっと手に持っていたポストカードが汗と湿気で若干湿ってしまい、
これにサインをしてもらったらマジックのインクが弾かれてしまいそうだとも思ったのでありました(^^ゞ)。
なのでライブ終了後に私は買ったばかりのマキシシングルのパッケージをバリッと破り、
サインは歌詞カードの曲目が書いてある面にそれぞれ書いていただきました。
ACEさんには「ツアーの大阪(こちらも先でレポ更新します)行きました!カッコよかったです!」
とある意味まんまのことを言ったのですけれども、海月さんに対しては何を思ったか
「ぶっこ(ちゃん)のような相棒を見つけてがんばります!」
とわけのわかんないことを言ってしまいました。
ま、それが今こーして世話になってるPCなんですけれどもね、
パワーブックじゃなくてダイナブックだし(爆笑)。

とは言えワタクシあまりにも舞い上がってしまって、
ACEさんと海月さんの手の大きさや手触り、ぬくもりなどほとんど覚えておりませんでした…。


SET LIST

残像

CLOUDY DAY
RAIN
ノンフィクション

サイン&握手会


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