|
face to ace Live Tour '05
"Hang in there!"
2005.2.11(Fri) at OSAKA BIG CAT
|
本年一発目のface to aceのライブでございます。
ツアーに先立って発売されたNEW ALBUM「FIESTA」で曲の予習をしつつ、
でもモロモロの事情でぎりぎりまでアルバム聞けなかったんで覚えられず、
レポ用メモの頭に曲のタイトルと歌詞の一部を書くという、
言ってしまえばカンニングペーパー状態(苦笑)で当日に臨んで参りました。
いつもなら基本的に開場時間より早めに会場であるBIG CATに向かうところなんですが、
例によってワタクシ「せっかくだからついでに用事も…」ってことで、昼前には大阪入りしておりました。
んが、その用事においてアホウな忘れ物をしたことに気づいてしまい、
それを取りに引き返してからBIG CATへ向かったため会場に入ったのは開演予定時間の5分前でした。
とは言ったものの、まぁワタクシのことですからハナからメモ持参で後ろで見るつもりだったため、
チケットの整理番号「Aの190番」なんて何の役にも立っていないのでした。
で、ワタクシの時計で確認しましたところ午後6:01に、客電が落ちました。
SEが流れ、やがてどこからともなく客席では手拍子が始まりました。
そしてギターの嶋田 修さん、ベースのYANZさん、ドラムの西川 貴博さん、
本田 海月さん、ACEさんの順にメンバーが登場し、大歓声が起こります。
それでは1曲目は元気よく「KALEIDO-PARADE」です。
よく見るとYANZさんご使用のベース、どうやら5弦ベースのようです。
いつも使っているベースとは違って見えたので、思わず注目しちゃいました。
ACEさんはハンドマイクです。
また海月さんのキーボードは2台あるんですが、
上の段はRolandのロゴが見えますが機種までは確認できませんでした。
そして下の段は鍵盤の数が上の段より多いように見えますが、メーカー名その他はちょっとわかんないです。
嶋田さんは確かアコースティックギターを弾いていたと思います。
ACEさん、とても軽快なステップを踏みながら楽しそうに歌っております。
あ、服装なんですが確か海月さんは白のネクタイに黒のスーツで、
てっぺんが丸いデザインの帽子です(髪は全て細かい三つ編みだった)。
ACEさんは黒のスーツで襟のふちに銀テープっぽいのが見えたような。中は白のブラウス…だったかな。
西川さんは黒のバンダナ(かヘアバンド)で黒のTシャツかな。
嶋田さんは黒のスーツに白のブラウスで、全体的に統一された感のあるステージ衣装でございます。
とは言え必死でメモったつもりが乱筆過ぎてよくわからん(号泣)。
続きましてはACEさんがCAPARISONのAngelus-ACE(白)のギターを、
嶋田さんは赤のエレキギターに持ち替え、マイクを通していない西川さんの
「One!Two!One、two、three、four!」のかけ声とスティックカウントで始まる曲は「ENOUGH!」です。
今回ACEさんのギターチェンジだけでなく、
がんばってできる限りしまっちもギターもチェックいたしました!褒めて褒めて〜♪
それにしても後ろから3番目くらいで見てるのに西川さんのカウントの声が聞こえるのは実にうれしい限りです。
「大阪の皆さん、ようこそいらっしゃいましたー!」とACEさん。
さてここで今回のツアータイトル「Hang in there!」について。
「元気出して!」とか「あきらめずにがんばって!」という意味だそうです。
んでもって「Hang」の、俗に言う「アとエの中間」の発音がまた素晴らしいこと(笑)。
「皆に元気になって欲しい」という願いが込められていて、
face to aceの音楽がちょっとでも役に立ったらうれしい、ともコメントされておりました。
ワタクシ個人的にいろいろ凹んでいたこともあって、
この「元気になって欲しい」はいつもより増して自分の励みになりましたです。
それでは続きましては「流星雨」へ。YANZさんのコーラスが聞けます。
えーとこの時嶋田さんのギターはクリーム色のエレキギターだったかな。
そして「RAIN」です。ここでワタクシ西川さんのドラムに注目してみました。
シェル(胴)は赤で、1バス、3タム(多分)、1フロア、1スネアに、
シンバルがクラッシュ2枚とライド1、
あとチャイナシンバルがステージ向かって右にあったかな?図でメモすりゃよかったよ(泣)。
後ろから見えた範囲ですので間違ってるかも知れん。
あ、でもバスドラの皮に描かれた「阪神タイガースのロゴ」ははっきり見えました。
お次は「ESCAPER」へ。YANZさんはピック弾きでしたね。
ギターを手放しハンドマイクのACEさん、威勢良く「Hey大阪ー!」…なんですが、
「大阪〜〜…」と伸ばしたところがデクレッシェンド状態で声が小さくなっておりました(苦笑)。
しかも「大阪の皆さん、たくさん集まってくれてありがとー!」のお言葉も声ガラガラっす。大丈夫ですか??
「マイクの調子が悪いようです」とおっしゃってましたが、原因はホントにマイクだけですかい?(^^;)
「お客さんにノセられ10の力が11にも12にもなってしまう。
どこでもそうだけど、ことに大阪はそれが強いので、何かの形で大阪にお礼をしなければと思う」
とACEさん。
「この時間が楽しく過ごせるのは、半分は皆さんのおかげでして…もちろん僕らもがんばってるのですから、
全部皆さんのおかげとか、そんなことはございません(キッパリ)。そこはお互いEVEN(=同じくらい)の関係で(笑)」とも。
また今回のツアーから新しいPA(音響)の方が加わったというお話。
PAのカナザワさんとおっしゃる方ですが、
「今すでにお分かりと思うんですけど…音めっちゃええやろ???」
と関西弁でコメントです。
しかもカナザワさん、大阪は豊中のご出身なのだそうで、
その昔神戸のチキンジョージというライブハウスでPAをなさっていた方なのです。
しかも「大阪出身のカナザワさん」、と連発しながら
「思い出したんですけど、石川県の金沢にアオモリさんとセンダイさんというイベンターの方がいて。
また僕が当時いた某キケンなバンド(爆笑)の頃にお世話になったイベンターさんで、
宮城県の仙台には青森出身のオオサカさんという人がいらっしゃるんです…
だから何なんだって話なんですが(苦笑)、
僕の中では日本地図の中でこう、ひとつの輪ができたみたいで(会場爆笑)
………歌歌っていいですか?(会場さらに大爆笑)」
で、曲は「ON THE WING」へとつながりましたです。
リズムに合わせて左右に揺れながら歌っておりましたね。
あと海月さんが、ステージに向かって右に体を向け、
鍵盤ハーモニカをほぼ垂直に横向きの状態でソロを披露。
しまっちは赤のセミアコースティックギター(多分)だったと思います。
続きましては「オルフェウスの朝」。
この曲でもACEさん、結構動きがあったように見えました。
いたって個人的ですがこの曲の1コーラス目でちょうど真正面に来てくださったACEさんが、
「つないだ手をはなさずにいよう」というフレーズのところで客席に手を伸ばしておりました。
あああその手をつなぎてぇぇ!と思いました、ハイ(^^ゞ)。
曲の終わりの方にある「I love you more and more」のところはお客さんに歌わせておりました。
そしてここで一旦ACEさんは退場しました。
スポットライトは海月さんを照らし、キーボードによるやさしいアルペジオが奏でられます。
そしてACEさんが再び登場し「Flow」へ。
ここでも「探した答えは君だった」のあたりでACEさんがちょーど私のいた方向に手を伸ばしてくださったので、
ワタクシまたも勘違いモード炸裂でありました。いや〜照れるじゃないですか(←言ってろよ)。
ACEさんが白のCAPARISONのAngelus-ACEを抱え一礼しまして「a new day」です。
再び持ち替えたギターはCAPARISONのACE MODELです。
「ツアーも3本目ですが、3本目で大阪ってのも新鮮ですね。いつも初日大阪、って感じだから。
3本目だとペース配分もできるけど、初日はもう何がなんだかわかんなくて、
息継ぎしないクロールみたいな感じで(でもACEさん確か泳げないんじゃ…^^;)。
またいただいた手紙にあったんですが、『衣装がかっこいいのにMCはいつもどおりゆるやかだ』と(苦笑)。
別に意識してゆるやかにしてるんじゃないんですけどね…一生懸命しゃべってるんですよ、これでも」
と。またおなじみローディーの森永さんから、
仙台へのトラックによる機材移動の際、
無事に着いたことをACEさんにメールで連絡を入れるわけなんですが、
「無事着きました。これから牛タンです」
…なのでACEさん、
「そうか、牛のベロですか」
と返したら
「そうです、牛のベロです」
だそうで(爆笑)。さらに大阪到着の際は
「無事着きました。これからたっこ焼っきで〜す」←何かこういうニュアンスで言ってました
…これにACEさんは
「ぐにゃぐにゃした軟体動物でも食べて…」
と返したら
「吸盤最高!」
…森永さんカッケェー!というお客さんからの声もございましたねぇ(爆笑)。
メールのやり取りといえばもう一つ、
森永さんと同じく聖飢魔II時代のローディーでおなじみ今橋さんが、
今高知県の「オーパス」という楽器屋にいらっしゃるそうなんですが、
「1959年製の本物のレスポールが入荷しました!」
というメールが来たそうです。
「レスポールはGibsonというメーカーから出てるギターで、僕が1本持ってるのは1959年製を忠実に再現したもので、
それでも結構高いんですよ?店頭に出したら150万とか200万くらいするんです。
で、(今橋さんからの)画像も添付されてた59年製のギターですが、きれいなレスポールなんですよ。
何でもMark Knopfler(マーク・ノップラー)というギタリストが所有していたもので、
その方はDire Straits(ダイアー・ストレイツ)というバンドに所属していたんですが
(↑著名なギタリストってもワタクシ全く存じなかったので、後日おのれの汚い殴り書きを元にネットで調べました!褒めてくれ〜)
『いかがですか(笑)』と来たので『それいくら?』って返したら…なんと1500万円ですよ!
1500万円あったら何に使いますか?
(マンション!という声に対し)マンション買えねえよ1500万じゃ!アホか!(会場爆笑)
…何に使うかって考えただけで夜も眠れなくなるような…」
と。また今橋さんからのメールによると
「月々1500円の1万回払いで、年数にして833年」
だそうです。ACEさん曰く
「そこには金利手数料とか入ってないから、それ入れたら1000年以上はかかる」
とも…うむむ、気が遠くなってまいりましたです。
「と、そんなずいぶんとゆっくりとしたローンですが…
さぁ、曲の方も(笑)ゆっくりとしたステップで皆さんに楽しんでいただきましょう」
と曲は「SLOW DANCE」。
何で月々1500円の1万回払いから曲紹介へいってしまうのだろうという、そのギャップがまたおかしくておかしくて(爆笑)。
ちなみにこの時気づいたんですが、海月さんの三つ編みがいつの間にやらほどけていた気がします。
しまっちは黄色っぽいエレキギターだったかな。
続いてACEさん、オレンジ色のギターを手に曲は「FLAMING DAYS」です。
しまっちは赤いギターでした。
この曲でもACEさんは途中で退場され、その間西川さんとYANZさんのリズムセクション風な間奏です。
この時はYANZさん確か指弾きでしたね。
そしてACEさんが赤のCAPARISONのAngelus-ACEを抱えて再登場、ギターソロへ。いや〜何て迫力なんだ!
曲が終わり、「On Bass、YANZ!On Drums、大阪市城東区出身、西川 貴博!」とACEさん。
「face to aceが誇るスーパーリズムセクションに大きな拍手を!」の声に会場は拍手喝采です。
そして再びしっとりと「TWO OF US」へ。
この曲はワタクシがライブ直前になって聞き流していたら、
face to aceのファーストアルバム「FACE TO FACE」の11曲目である「早春」に似たイメージのある曲だと思ったんですが、
ACEさん曰く「尾道三部作の第二章」だそうで、
広島の尾道のイメージで詩を書かれたという「早春」に似てると思ったのはある意味当たってたんですね。
すごいぞ自分、と自画自賛(^^ゞ)。
またこの曲に関しては広島出身のYANZさん曰く
「いいなこの歌〜。これ俺の歌だよ」だとか。
以前ファンクラブのイベントの際に、YANZさんに「早春」を歌ってもらったのだそうですが、ぜひ聞きたかったもんですね。
「さて…新しく買ったギターでも持とうっと♪」とACEさん。
先ほどの「FLAMING DAYS」の前半で登場のオレンジのギターを抱えます。
見覚えがないなと思ったらやはり新しいギターでしたか。
大してギターに詳しくない私ですがやけに覚えていたのは、
そのギターにはピックアップ(…の説明は2004年6月13日のレポに書いてます)がなかったんですよね。
後日楽器屋さんで似たようなタイプのギターを間近で見てみる機会があったんですが、
聞けばピックアップ内臓タイプらしいとか何とか…あんましよくわからんのでこのへんでやめときます(苦笑)。
ちなみにさっきのレスポールの話じゃないけど、
「1500万あったらこれ(新しいギター)が100本買えますからね!」
だそうです。てことはそのギターの値段は…計算すんのやめよ、むなしくなる(>_<)。
さてさて、それではアクセル全開で飛ばしてまいりましょう、「fiesta」です。
海月さん、とにかく左右に飛び跳ねる(^^)。
続いてACEさんがCAPARISONのAngelus-ACEの赤に持ち替えて「Street Games」「月夜のケモノたち」、
少し雰囲気を変えて「SPUNK ME UP」から「P-MACHINERY」へ。
この時のYANZさんのベースはいつもおなじみの4弦ベースだったと思います。
ここで客席からは「アンコール」の声。
ちなみにワタクシはというと、ライブの数日前に風邪を引いていたため完全に病み上がりにもなってない体調不良で、
アンコールの間ゲホゲホ咳しまくっておりました(号泣)。
実を言うと本編中も何度か息苦しくなっておりましたです。倒れなくてよかった…。
で、ACEさんと海月さんが登場されたときはすかさず立ち上がって何とか持ちこたえたんですけどね(^^ゞ)。
ACEさんは白のCAPARISONのAngelus-ACEを抱え、曲は「INTO THE BLUE」。
確かこの時ACEさんのギターにはカポタストがついておりましたです、多分。
続いてオレンジのギターに持ち替え「アンコールありがとうー!」とACEさん。
そこへ男性から「ACEー!」の声に「何だー!」とACEさん(爆笑)。
「ワタクシ『ムーディー春山』とですね(会場爆笑)、相棒のピアノ担当…『ハレルヤ石坂』君の二人でもう1曲」
と始まりますは「がらすのゆめ」でございます。
おお、この曲をお二人のみでとは何だか珍しいですね。
それではここでメンバー紹介です。
まずは「On Guitar、嶋田 修!」…何としまっちはご自身のバンド「swinging popsicle」で、
1月の中旬に何と韓国でライブをしたそうです。
日が出ているお昼はまだいいんですが夜がすごく寒かったそうです。
クッパスープを食べておいしかったとか。あと
「(大阪で食べた)たこ焼きもおいしかったです(たこ焼きに反応しACEさん、「チッ」と舌打ちしてたよーな)。たこ焼き仲間の森永さんと一緒に(笑)」
とも。続いて
「On Bass、…紹介すんのやめようかな(苦笑)YANZ!いいなぁ新しいベース」
とACEさん。何でもツアー初日の前日に買ったものだそうで、Atelier Zの5弦ベースなんです。
アトリエZと言えばそうです、ACEさん曰く「ゼノン石川が使っているメーカー」なんですけど…
「いいなぁ。YANZ君といえばもう少し小ぶりのベースですが…これはいいなぁ(←うらやましそう)」
と、しきりにベース褒め殺しモードです。
お次は「大阪の星、On Drums、西川 貴博!」です。
今回何かの形でリズムセクションを皆に見せたいなと思っていたんですが、
無理やりドラムソロ!てのは僕も西やんも好きじゃないので、
相談して今日(「FLAMING DAYS」の間奏で)聞いていただいた感じになりました」とACEさん。
そして「銀の翼が回帰線を越えるためには、翼が2枚必要です」ということで「face to aceのもう片方の翼、本田 海月!」です。
…んが、海月さん、口に寄せようとしたマイクに激突してしまったようです(会場爆笑)。
それでは西やんのカウントと会場の手拍子で「ノンフィクション」へ。
もちろんこの曲のサビの終わりにある「Wo-oh-oh Wo-oh-oh」は皆で大合唱です。
続いて新しいギター(笑)に持ち替えましては「so sad-so what?」です。
しまっちは確かアコースティックギターだったはずです。
曲のラストで掛け合いもありましたが正確に表現できませんです。
確か「オ〜レ〜」みたいなのですが、無謀はやめとこ(^^;)。
何かスペイン語とかポルトガル語系統がちりばめられてたような…
ま、そんな雰囲気だけでも感じ取っていただければ(いただけるんかそんなんで)。
|
SET LIST
KALEIDO-PARADE
ENOUGH!
MC
流星雨
RAIN
ESCAPER
MC
ON THE WING
オルフェウスの朝
Key.Solo〜FLOW
a new day
MC
SLOW DANCE
FLAMING DAYS
MC
TWO OF US
MC
fiesta
Street Games
月夜のケモノたち
SPUNK ME UP
P-MACHINERY
−en.−
INTO THE BLUE
MC
がらすのゆめ
メンバー紹介
ノンフィクション
so sad-so what?
|
|