DAHLIA TOUR FINAL「復活の夜」

1996.12.30(MON) 東京ドーム


ついに来た!いよいよXをライブで見られるんだ!!という興奮より
帝都デビューの興奮の方が強い気がしなくもないワタクシ、
白ブラウス+合皮ベスト&パンツに、
この日のために通販で買ったモッズ帽を被って誰が何と言おうとHEATHコスです。
んで一緒に行った友達はPATAコスで、X JAPAN下手(しもて)コンビで原宿レモネードショップへ。
私は何も買わないのはもったいない気がしたのでキーホルダーを買ったんですけども、
緑の迷彩柄のベルトのついたキーホルダーだと記憶してるのですが、
現在行方不明につき捜索中です……。

あとこの日は渋谷まで行って、X JAPAN写真展にも行ったんです。
当初私の中ではそんなもの全く予定になくて、
よって渋谷では会場であるパルコの場所がわからずに通りすがりの人に道聞いたりしてました。
で、何とかたどり着いて、「Rusty Nail」のアニメが上映されていました。
そう、その後発売された「PERFECT BEST」の初回特典についてたビデオのヤツ。
アレ見てたいていの人は笑ってましたね。

「おいおいHIDEちゃん悪者だよ〜」とか
「兄貴が銃ぶっぱなしてる〜」とか
「やっぱよっちゃんは薔薇だよね〜」って。
私は「このHEAちゃんってば目つき悪いな…」
と、どこか人とズレたこと考えてました(爆笑)。
TOSHIくんが一番わかりやすいと言えばわかりやすかったと思います。
あと写真も眺めつつ、実物大の手形に手を当てつつ。

そんな感じでドームへ。
いや〜いるわいるわ、全国津々浦々から集まってきましたXファンな皆様!
遠いトコからよくまぁ……ってお前もだ(オイ)。
でもね、経済的時間的家庭的理由でなかなか実行できない方もいるけれども、
それを何とかやりくりしてでもドームまで来てしまうだけの魅力が、
Xにはあるんだなって思いました(来れない人が気合いが足りないと言う話ではありませんヨ)

…で、全国から気合いの入った方々が来ているだけに、コスもレベル高いっつーか。
私自身は低レベルだったので、地味なもんです。
下手すると帽子がなんぼ派手でも
コスってわからないんじゃないかという(それがHEATHコスの長所でも短所でもあったりする)
ついでに言うと写真現像して気づいたのが、被ってた帽子の向きが左右逆でした(どっかん)。
あうあう。

いい加減肝心のライブのことも書きましょう。
席の場所によって入口が違うのは福岡ドーム(B'zのライブで初めて行って知った)も東京ドームも然り。
友達とはチケットを別に取っていたため、ここからはひと〜りぼ〜っち〜♪(歌うな)。
でも野球中継で何となく見たあの丸い天井をナマで見られた時点で既に心はハイテンション。
1階スタンド席なのでまぁステージは遠いですが、
誰が何と言おうとそこにXがいるんだということがまた自分を奮い立たせてくれます。
でっかいモニター画面がなかったらメンバーなんて極小サイズにしか見えないんだろうが、
服装と立ち振る舞い、持ってる楽器で誰が誰かぐらいはわかるので、
なんぼ小さくても「HEATHだ!」とか(笑)。
いや、とにかく一つ屋根の下で、Xのメンバーと同じ空間にいるというその事実が
もううれしくてうれしくてしかたないんです。
東京ドームの屋根にぶち当たって我々のもとに跳ね返ってくる爆音も心地よし。
我を忘れたワタクシ、明日のことも考えずバカみたいに叫びバカみたいに暴れてしまいました。
このころから手加減というものを全然駆使した覚えがない気がするぞ自分。
こんなんでとにかくへろへろになりつつホテルへ帰り、明日に備えてとにかく寝るのでありました。
いや、死んだように寝たかったんですが、
やらなければならんことがありすぐには寝られませんでした。


ちなみに前日のおまけエピソードもレポート風にしてみました。こちらからどうぞ。