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face to ace TOUR 2005
『5×5=37』
2005.8.7(Sun) at Zepp Osaka


今年2度目のライブ参戦となりましたface to ace。
本日の会場は南港に浮かぶZepp Osaka。
この日私はどうしても外せない用事で友達巻き込んで駆けずり回っていたため、
会場に着いたのは開場時間を少し過ぎた頃でした。
そして日記にも書いたんですが、新譜「TOUGH!」を全く聞く時間がないままライブ当日を迎えてしまったわけです。
Zeppの場所だけは事前に調べてはおいたものの、
地下鉄中央線でコスモスクエア駅に着いて、
地上に出たときは「←Zepp大阪」の貼り紙がなかったら多分迷子になってました。
地図見てもわかんないって一体何なんだぁ。
だって目印の建物の名前が微妙に違ってたんだもん。
私が方向音痴とかでは断じてない!いやマジで…多分。


ってなことはさておき、滑り込みで入場してチケット片手におのれの席を探したところ…
「1階B列」が前から2列目だということをこの場で初めて知りました。
ここしばらくface to aceライブといえばBIG CATかインストアのタワレコ難波くらいで、
マイペースで会場入りして後ろの方で見ていたので、何か申し訳ない気分でしたが、
今回椅子があるので座って見られるのは正直楽でしたね、腰痛が大復活かました直後だったので(苦笑)。

なので先月のCANTAに引き続き、後ろからは確認できなかった新しい発見を中心にレポしてみたいと思います。
恐らく乏しい知識なので大したことは書けないでしょうけどね(小心者)。

まずステージの上に向かって左側からベースのYANZさんの機材は…
アンプのメーカー書いたはずなんですが…字が汚くて読めん(オイオイ)

ドラムの西川貴博さん(西やん)のセットはちょっと自信ないけど2バスだったと思います。
タムは3つくらいあって、スネアドラムが赤と青の色違いで2つありました。
推測なんですけどスローな曲では赤、アップテンポな曲では青と使い分けていたみたいですね(違ったらすみません)
シンバルはクラッシュ1、ライド1、チャイナシンバルが右側に1です。
あとスプラッシュシンバルも近くにあったはずです。

海月さんのキーボードですが、2段セットされていた内の上が
ローランドの「JP8000」です(後日ファンクラブの会報にあるライブ写真でも確認しましたぜ)
…が、下の段が何をどうしてもわかりませんでした(泣)。
色が黒のJP8000に対して、下の方はシルバー系統だと思うんですけど…判明したら書いておきます(いつになるやら)

ギターの嶋田修さん(しまっち)のアンプは「Laney(レイニー)」って書いてありました。
よく見たらACEさんのアンプもLaneyだったと思います。
で、しまっちの後ろにはガラス越しに椅子が5脚。
今回のスペシャルゲストであるストリングスユニット「rush&LATUKA(ラッシュ&ラトゥーカ)」の皆さんが演奏されます。
またギタースタンドに立てかけられた赤いエレアコ(多分)はヘッドのロゴを見る限りGibsonらしいです。

…それと確かクリーム色のエレアコ(メーカーはTakamine)もあったんですが、
どこで使ったのかメモってないのでわかりません(コラコラコラー!)
そうそう、おなじみローディーの森永さんの姿も確認いたしました♪


時間は18:05を回ったところでステージ上の照明が消え、SEが。
客席では皆さんじっと座って、メンバーの登場を待っていました。
やがてしまっち、海月さん、YANZさん、西やん、ACEさんの順に登場し、会場からは歓声と拍手が沸き起こりました。
そしてACEさんは白のAngelus-ACE、嶋田さんは赤いエレアコだったかと。
YANZさんは前回のツアー「Hang in there!」にておなじみアトリエZの5弦ベースを手に、
ACEさんとYANZさんの「OH〜♪」という美しいハーモニーで始まったその曲は「a new day」です。
「OH〜」はこの曲の演奏で頻繁に出てくるフレーズで、文章にすると難しいですが…
曲が始まったとき一番初めに耳にするフレーズ、と言っておきますか。
この曲のこういう始まり方って初めてだったので、とても新鮮でしたね。

ここでACEさんは前回のツアーで初お披露目のオレンジ色のギター(メーカーはわかりませんがピックアップ内蔵型)
嶋田さんはクリーム色のエレキギター(フェンダーの「ムスタング」に見えました)
ACEさんの「今日は夏祭りだー!」という言葉で続きましては「fiesta」。
ここでそれまで座っていた会場の皆さんは一斉に立ち上がり、一体化した手拍子で曲へ入っていきます。
まさに「祭り」といった感じですね。
そして勢いを保ったまま(ACEさんはギターを手放しハンドマイクへ)「ノンフィクション」へ。
サビの部分ではもちろん皆で「Wo-oh-oh Wo-oh-oh♪」…今回Zeppというそれなりにデカいハコなんですが、
すごくこの大合唱の声が一体化していて、会場のデカさを感じさせない迫力でしたねぇ。


やぶから棒に
「今日は立秋ですよ」
とACEさん(会場爆笑)。

「暦の上で秋だか何だか知らないけど…夏真っ盛りやんけ!

…おお、ACEさんの関西弁だ〜♪
あと何故か「郵政民営化法」をめぐる論争のことも話題にしてましたが(爆笑)、
ここ最近ほとんどテレビは見ないラジオも聞かないという世間からおいてけぼりのkaede、
何が何やらちんぷんかんぷんでした(逃亡)。
ここでACEさんはACE MODEL(キャパリソンだけどアンジェラスじゃない方ね)
しまっちはエレアコだったかな?に持ち替えたと思います。

「祭りだからと言って、急に飛んだり跳ねたりすると、
肉離れになったりするので順繰りにストレッチしていきましょう…
はい、まずはゆっくりダンスからだよ〜!(会場大爆笑)」

…と始まる曲はそうです「SLOW DANCE」。
今回に始まったことじゃないんですけど、
何でそーやって我々を年寄り扱いするかねこのお方は(泣笑)。

続きましてはACEさん、赤のAngelusに持ち替えて、
アルバム「FIESTA」の中でも私が一番大好きな「流星雨」であります!
あああこの曲すっげぇ好き!!!あ、この曲のACEさんのギターソロでタッピングプレイが見れました。
再びACEさん、ギターを白のAngelusに持ち替え「ESCAPER」。
あーもう取っ替え引っ替えだからメモるの大変だぜ(そこまでやる自分にもあきれますが…)

「翼のない僕らは、どこへ行けるんだろう…時々不安になります。
でも、大丈夫です。涙をこらえたら、どこへでも飛んでいけます」
曲は「風の向こうへ」。
マキシシングルの2曲目であるこの曲ですが、
マキシを1回も聞くことなくこの日のライブを迎えた私、
ここで初めてこの曲を聞くことになったわけです。
そうかこういう曲だったんだな〜って思いながらしみじみと聞いておりました。


さて、ACEさんがオレンジのギター、しまっちがエレアコに持ち替えました。
YANZさんはいつもの小ぶりなベースだったと思います。
そして今回のツアーの目玉とも言えるでしょう、
スペシャルゲストであるストリングス・ユニット「rush&LATUKA」の皆さんが登場です。
何と全員女性で、バイオリンが2人、ヴィオラ1人、チェロが2人という構成です。
この強力な弦楽五重奏とface to ace…さあ、どんな曲の世界が繰り広げられるのでしょうか?
そんな思いでいたら、何と始まった曲は
カヴァーアルバム「SONGS MAKE MY DAY」よりNIK KERSHAWの「THE RIDDLE」!
これまたワタクシこのアルバムで一番好きな曲なので、
それが弦楽五重奏との強力な演奏で聞けたのは本当に至福でした。
何しろ「SONGS〜」の中でもこの曲ぱっかりエンドレスリピートで聞くくらい大好きなので、
もう冗談抜きで涙出そうになったもん。
あ〜これ聞けたことでも今日ここに来てよかったなぁって思いました。
そして全員で手拍子しながら導入部分へ行きます「IN THE MAZE」。
この辺りでACEさんはハンドマイク、YANZさんはアトリエZだったかな〜。

ここでACEさんにより、rush&LATUKAの皆さんについて簡単な(?)ご説明が。
去年の暮れに「弦楽四重奏とライブやってみないか」ということで行われた
「Sweet Tender Live 2004」にて(私は行ってないんですが…)
その時のストリングス・ユニットが「STELLA」なんですけども、
STELLAが活動を休止して、新たにrusuとLATUKAというユニットで弦楽五重奏と相成りました。
メンバーはヴァイオリンの加藤千晶さん、竹内いづみさん、
ヴィオラの田口厚子さん、チェロの森谷佳奈さん、平松由衣子さん。
もともとSTELLAが加藤さん、田口さん、森谷さん、平松さんで、
STELLA休止後新しいユニットのrushが田口さん、竹内さん、平松さんで、
LATUKAは加藤さんだったかと(殴り書きメモを元にネットで必死で調べました)
またストリングスアレンジを担当されたのが、元「Bluem of Youth」の松ヶ下宏之さんということです。

それと今回のツアータイトル「5×5=37」なんですが、ここは説明長いんで箇条書きにしますね。

 まず5×5というのがface to aceの2人+サポートの3人=5人と、弦楽五重奏の5人ですね。
 続いて弦楽五重奏はそれぞれの楽器が全て弦が4本だから5×4で計20。
 そしてACEさんが森永さんから赤のAngelusを受け取り、
 6弦(一番音の低い弦)から順に1本ずつ開放弦を鳴らしながら「21、22、23、24、25、26」と数えます。
 ↑註:むしろ「にーじゅいーち、にーじゅにー、にーじゅさーん…」って言ってました(笑)。
 次にしまっちが同様に「27、28、29、30、31、32」と数えます。
 ↑註:こちらは「29!30…31!?」ってな感じでいちいち数字にリアクションつき(爆笑)。
 最後にYANZさんが「33、34、35、36、37」というわけです。
 ↑註:彼が一番クールでマジメなカウントだった(大爆笑)。

以上のことをまとめますと、5×5が人数で、37は全ての弦の数、ということなんです。
本当は西やんのスネアドラムの裏のスナッピー(金属の細いチェーンが数本ついてるヤツです)まで入れようかと思ったそうですが、
そこまではあんまりだろうということで37に落ち着いたのだとか。
さて、ここでワタクシこの日初めて気づいたこと。
YANZさんのベースってアトリエZに限らずもともと5弦ベースだったんですね〜。
でなけりゃ全部で37にならないんだからな〜、いやはや参ったぜ(参ったのは私だけか)
そして赤のAngelus君はあっさり退場。
ってまさかその弦を数えるためだけの登場だったのか!?と会場は大爆笑でした。


気を取り直して(オイ)、曲は「ON THE WING」。ACEさんはハンドマイクでした。
そしてオレンジのギター(3フレットにカポタスト)に持ち替え曲は「CLOUDY DAY」、
そのままカポを取り外して「FLAMING DAYS」。
この曲では一旦ACEさんが退場して、YANZさん、西やんのソロからやがてリズムバトルへ。
そしてACEさんが赤のAngelusを持って再登場です。すっかりおなじみになりました。
曲の後には、ACEさんに「かっこいいー!」と言わせてしまうOn Bass, YANZさん、
熱狂的なタイガースファンでもあるOn Drums, 西やんと紹介されます。
…そー言えばCANTAの雷電さんも熱狂的なタイガースファンだなぁ。
どういうわけか立て続けにタイガースファンなドラマー氏に縁のあるkaedeなのでした(含笑)。

そしてACEさんがハンドマイクになり「Flow」。
続いてはACEさん、オレンジのギター(こちらも3フレットにカポ)持ち替えます。
良く見たらしまっちのギターにも3フレットにカポついてました。
曲は「MISSING WORD」とても広がりのある、
37本の弦による壮大な曲を堪能したところで、rush&LATUKAの皆さんが退場されます。


これからの時間は毎度おなじみのface to aceなんですが、
ハンドマイクを手にACEさん、「めくるめく男の世界」って一体どういう表現なんですか(涙)。
だったらその男の世界を堪能させていただこうじゃないですか(オイ)、曲は「IT'S ALL A GAME」です。
しかしACEさん!のっけから歌詞飛んでしまってます(ひえ〜)。しまっちは1フレットにカポついてました。
続いての曲は「KALEIDO-PARADE」です。
しまっちは前半エレアコからエレキギターになったんだっけな?殴り書きメモを解読する限り…(苦笑)。
お次はACEさんが赤のAngelusに持ち替えマキシシングルより「TOUGH!」です。
例によってこの曲もここで初めて聞いたわけなんですが、
音源聞く前から実はこの曲のレコーディングに
西やんが参加していることだけは一応予備知識として知ってはいたんですよ。
今回曲を聞いて、何故この曲に生のドラムが必要なのかがよくわかりました。
とっても迫力な曲で、西やんの2バスが疾走感を奮い立たせてくれます。
今までのface to aceにはなかったタイプじゃないかな。すっごく楽しい曲でした。
勢いは途切れないまま「so sad-so what?」。
この曲ではACEさん、オレンジのギターに持ち替えてました。しまっちはエレアコでした。
またこの曲と言えばそう、海月さんが小ぶりのエレアコ抱えて前に出てくるんです(曲の間奏ではキーボードに戻る)
曲のエンディングでは皆で大合唱、会場もステージも全てが1つになります。ここで本編が終了しました。


さて、「アンコール」の声が起こる中、腰痛女はしばらくの間座ってました(苦笑)。
いくら自分にセーブかけてるつもりでも、
やはり曲聞いてるとそれなりの動きはしたいし、もう理性じゃなくて本能なんですよね。
あとが辛いのはわかってんだけどねー…
このつかの間の休息を少しでも利用して、文字通り「腰休め」してました。
薬は飲んだけど、コルセットも何もして行ってなかったしね(大丈夫かそれって)


やがてステージの上がライトアップされ、大歓声が起こりました。
この時点でワタクシの腰休め&エネルギーチャージ終了(ぶは)、早速立ち上がって一緒に歓声上げてました。
メンバーの皆さんはツアーグッズのTシャツを着ていましたね。
ACEさんは赤のAngelus、しまっちはエレキギター、
YANZさんは小ぶりな方のベースで、曲は「RAIN」、続いては「月夜のケモノたち」。
この曲と言えば私の中ではACEさんのギターソロにおけるタッピングが一つの目玉なんですが、
YANZさんもベースでタッピングしてましたです。
これも後ろで見てた頃はわかんなかったことなので、今更ながら小さな発見でした。

ここでメンバー紹介。
西やん、YANZさん、しまっち、海月さん、ACEさんです。そして再びrush&LATUKAの皆さんも登場します。
そして始まったちょっとアップテンポなその曲は?…「Happy Birthday Dear KURAGEー♪」
何と海月さんがライブの2日前にお誕生日を迎えられたのです。
スタッフの方によりバースデーケーキが用意され、ろうそくに火がつけられます。
西やんのドラムロール(爆笑)により、海月さん思いっきり助走をつけて火を消しました。
勢いあまって髪の毛少しコゲちゃいましたけど、そこはご愛嬌で(笑)。
「40ばんざーい♪みんなも早くおいで〜(笑)」とすっごくうれしそうに叫ぶ海月さん。
「素晴らしい40代の振り出しですね」とACEさん。また、

「30代の頃の自分を思うと何なんだろうと。40代は…桃源郷ですね(会場爆笑)!
ねえ西やん(何故か同意を求める)!しまっちも早く(40代の世界へ)おいでよ!」

とも(爆笑)。うーん、とりあえず私はあと10年ちょいでそちらへいけると思います…??

さて、ACEさん曰く今回ストリングスを入れて一番鳥肌が立ったと言う「オルフェウスの朝」です。
ACEさんはハンドマイク、YANZさんはアトリエZです。
そしてACEさんが赤のAngelusに持ち替え、ラストは「P-MACHINERY」へ。
サビの後の海月さんのキーボードにあわせ、
海月さんと一緒に天井に向けて人差し指を掲げるのもすっかりおなじみになりました。
ただ、おなじみのこの動きも今回ばかりはかなり腰に来ましたね…(苦笑)。

最後に「大阪が初日ってやっぱいいな!」とACさんのうれしいお言葉もありましたね。
この一言ってすごくうれしいです。
全てが終わった瞬間、何か力が抜けてそのまま椅子に座り込んでしまいたかったです。
あああやっぱり好きな音楽の前では理性なんて無力なんだ(号泣)。
でも体張って楽しめたのでよしとします。


SET LIST

SE

a new day
fiesta
ノンフィクション

MC

SLOW DANCE
流星雨
ESCAPER

MC

風の向こうへ

MC

THE RIDDLE
IN THE MAZE

MC

ON THE WING
CLOUDY DAY
FLAMING DAYS

MC

Flow
MISSING WORD

MC

IT'S ALL A GAME
KALEIDO-PARADE
TOUGH!
so sad-so what?

en.

RAIN
月夜のケモノたち

MC

Happy Birthday 海月さん!

MC

オルフェウスの朝
P-MACHINERY



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